不用品回収の値段を徹底解説!費用を格安に抑える全知識

不用品回収
お片づけの窓口<br>編集長
お片づけの窓口
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私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!

目次

【料金表でまるわかり】不用品回収の料金相場はいくら?

「この不用品、処分するのに一体いくらかかるんだろう…」 不用品回収を依頼するとき、誰もが最初にぶつかるのが「料金の壁」です。料金の相場がわからないと、業者に提示された金額が適正なのか判断できず、不安になりますよね。

ご安心ください。この章を読めば、最新の不用品回収相場がすべてわかります。

不用品回収の料金プランは、主に以下の2種類です。

  • ① 定額積み放題プラン: ある程度まとまった量の不用品をトラックに積めるだけ積むお得なパック
  • ② 単品回収プラン: 処分したい不用品が数点の場合に適した個別の料金設定

あなたの状況に合わせて、どちらのプランが最適か、そして不用品処分費用はいくらになるのか、料金表を交えながら詳しく見ていきましょう。

1-1. まとめてお得!定額「積み放題プラン」の料金相場

引越しや大掃除、遺品整理などで処分したいものがたくさんある場合に、最もおすすめなのが「積み放題プラン」です。

車両費・出張費・作業費などがすべて含まれたパック料金なので、会計が明瞭で「思ったより高くなった」という失敗が少ないのが最大のメリットです。

トラックの種類料金相場(税込)積載量の目安こんな人におすすめ!
軽トラック10,000円~1R~1Kのお部屋 (例) 単身用冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、掃除機、ダンボール数箱・一人暮らしの引越しや大掃除 ・特定の部屋だけ片付けたい
1.5tトラック30,000円~1DK~2DKのお部屋 (例) 2人掛けソファ、ダブルベッド、食器棚など大型家具を含む場合・二人暮らしの引越し ・粗大ごみをまとめて処分したい
2tトラック50,000円~2LDK~3LDKのお部屋 (例) 家族分の家具・家電一式、自転車、物置の中身など・家族での引越し ・実家の片付け、遺品整理
4tトラック80,000円~ (要見積もり)一軒家まるごと (例) ゴミ屋敷の片付け、大規模な遺品整理・家一軒を空にしたい ・オフィスや店舗の移転

1-2. 少しだけ捨てたい方向け「単品回収」の品目別料金

「ベッドとタンスだけ」「冷蔵庫と洗濯機だけ」など、処分したい不用品が数点の場合はこちらのプランが適しています。

料金は「基本料金 + 品目ごとの回収料金」で計算されるのが一般的です。

  • 基本料金の相場:3,000円~
    • これには、出張費や車両費、最低限の人件費が含まれます。

【品目別 回収料金の一覧(目安)】

カテゴリ品目料金相場(税込)
大型家具ソファ(2人掛け)5,000円 ~
ベッド(マットレス込)6,000円 ~ 
タンス・食器棚4,000円 ~ 
家電リサイクル法対象品テレビ3,000円 ~ 
冷蔵庫5,000円 ~ 
洗濯機・衣類乾燥機4,000円 ~ 
エアコン(取り外し工事費別)3,000円 ~
その他家電パソコン(デスクトップ・ノート)2,000円 ~
電子レンジ1,000円 ~ 
その他自転車1,000円 ~ 
布団(一組)1,000円 ~ 

※注意:家電リサイクル法対象品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)を処分する場合、上記料金とは別に法律で定められた「リサイクル料金」が必ず必要になります。

1-3. 見積もり前に確認!見落としがちな追加オプション料金一覧

「積み放題プランだから安心していたら、当日になって追加料金を請求された…」 こんなトラブルを防ぐため、標準的な作業以外で発生する可能性のあるオプション料金についても必ず事前に確認しましょう。

これらは、特別な手間や専門技術が必要な場合に発生する正当な費用です。優良な業者は、必ず見積もりの段階でこれらの可能性について説明してくれます。

オプション項目料金相場(税込)どんな場合に発生する?
階段料金1,000円~ / 階エレベーターがなく、2階以上から人力で搬出する場合
作業員追加料金3,000円~ / 人一人では運べない大型・重量物がある場合
解体作業費3,000円~ / 点ベッドや大型棚など、解体しないと部屋から出せない場合
エアコン取り外し工事費5,000円~ / 台エアコンを回収してもらう場合の標準的な取り外し工事
吊り下げ作業費15,000円~ / 要見積もり窓やベランダからロープ等で吊り下げて搬出する場合
深夜・早朝対応料金料金合計の25%増し など業者の営業時間外(早朝や夜間)に作業を依頼する場合

これで、あなたの状況に合わせた大まかな不用品回収料金相場は掴めたはずです。

しかし、「なぜ同じ軽トラックプランでも価格差があるの?」「料金は一体どうやって決まるの?」という新たな疑問も湧いてきたのではないでしょうか。

次の章では、その不用品回収価格が決まる具体的な仕組みについて、さらに詳しく解説していきます。

2. なぜ料金が違う?不用品処分価格が決まる5つの仕組み

前の章で、不用品処分の料金相場には幅があることをご理解いただけたかと思います。 「同じ軽トラックプランなのに、なぜ業者によって料金が違うの?」 「私の家の場合は、相場より高くなる?安くなる?」

その答えは、これから解説する「料金を決定づける5つの仕組み」に隠されています。

この仕組みを理解すれば、業者から提示された見積金額の根拠がわかり、あなたが納得して依頼できるようになります。さらに、不当な料金請求を見抜くための知識も身につきますので、ぜひ最後までご覧ください。


2-1. 不用品の「量」と「処分方法」

これは最も基本的で分かりやすい要因です。

  • 量:当然ながら、不用品の量が多ければ多いほど、より大きなトラックと多くの作業時間が必要になるため、料金は高くなります。
  • 処分方法(種類):ここが非常に重要です。実は、同じ量でも「何を捨てるか」によって料金は大きく変動します。なぜなら、不用品の種類によって処分の手間とコストが全く異なるからです。
不用品の種類料金への影響理由
リサイクル可能なもの (金属、古紙、状態の良い家電など)安くなる 可能性がある業者が資源として売却できるため、処分費用と相殺できるから。
一般的な可燃・不燃ごみ (木製家具、プラスチック製品など)通常の料金自治体や提携処分場での処分に費用がかかるから。
家電リサイクル法対象品 (テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)高くなる法律で定められたリサイクル料金と収集運搬料金が必須だから。
処理困難物 (タイヤ、金庫、ピアノ、土、石など)割高になる特殊な処理施設での処分が必要で、処分コストが非常に高いから。

2-2. 作業現場の「環境」(階数・エレベーターの有無など)

不用品を運び出す「現場の状況」も、料金を左右する大きな要因です。なぜなら、作業のしやすさが作業時間とスタッフの労力に直結し、それが人件費として料金に反映されるからです。

  • 階数とエレベーターの有無
    • エレベーターがない建物の3階から大型冷蔵庫を運び出すのと、1階から運び出すのでは、労力も時間も全く違います。そのため、多くの業者では「階段料金」として1階上がるごとに1,000円~程度の追加料金を設定しています。
  • 駐車スペースの有無と家からの距離
    • 建物の目の前にトラックを停められるか、それとも数十メートル離れたコインパーキングに停めるしかないか。家とトラックの間の往復距離が長くなるほど作業時間が延び、料金が加算される場合があります。
  • 搬出経路の広さ
    • 「廊下が狭くてソファを何度も切り返さないと通れない」「玄関のドアが小さく、家具を斜めにしないと出せない」といった場合も、作業の難易度が上がり時間がかかるため、料金に影響することがあります。

2-3. 作業の「難易度」(家具の解体・吊り下げ作業は必要か)

運び出すだけでなく、「特別なスキルや機材、作業」が必要な場合は、オプション料金が発生します。

  • 家具の解体作業
    • 購入時には部屋で組み立てたものの、大きすぎてそのままではドアや廊下を通らないベッドや洋服タンス。これらを運び出すには、一度解体する必要があります。この解体作業には工具と技術が必要なため、3,000円~程度の追加料金がかかります。
  • 吊り下げ作業
    • 螺旋階段で大型のタンスを降ろせない場合など、窓やベランダからロープを使って家具を吊り下げて搬出する作業です。高所での危険な作業であり、専門技術と専用の機材が必要になるため、オプション料金の中でも比較的高額になります。
  • エアコンの取り外し
    • エアコンの回収には、ポンプダウン(ガス回収)などの専門的な取り外し工事が必須です。これも専門技術が必要なため、別途工事費がかかります。

2-4. 依頼する「時期」(繁忙期は料金が高くなる?)

はい、その通りです。不用品回収の料金は、飛行機のチケットやホテルの宿泊費のように、需要と供給のバランスによって変動します。

  • 繁忙期:3月~4月(引越しシーズン)、12月(大掃除シーズン)
    • この時期は依頼が殺到し、業者は非常に忙しくなります。そのため、料金は通常期より強気の価格設定になりがちで、割引キャンペーンなども適用されないことが多くなります。
  • 閑散期:繁忙期以外の月
    • 特に引越しが落ち着いた5月~6月や、秋口の9月~11月は依頼が少なくなるため、業者によっては割引キャンペーンを適用したり、価格交渉に応じやすくなったりする傾向があります。

スケジュールに余裕があるなら、繁忙期を避けて依頼するだけで、数千円から一万円以上も費用を抑えられる可能性があります。


2-5. 「作業員の人数」

不用品回収費用の大部分は「人件費」です。通常、作業は1名~2名で行われますが、以下のようなケースでは安全かつ効率的に作業を進めるために作業員を増員する必要があり、その分料金が上がります。

  • 一人では運べない大型・重量物(大型冷蔵庫、ピアノ、マッサージチェアなど)がある場合
  • 物量が非常に多く、短時間で作業を終える必要がある場合
  • 階段作業などで、安全を確保するために複数人での運搬が必須の場合

優良な業者は、なぜその人数が必要なのかを見積もり時にきちんと説明してくれます。料金の妥当性を判断するためにも、作業員の人数とその根拠は確認しておくと良いでしょう。


以上、不用品回収金額が決まる5つの仕組みを解説しました。 これらの要因が複雑に絡み合い、あなたの不用品回収料金が算出されます。

しかし、中にはこれらの仕組みを逆手にとり、不当に安い金額を提示して、後から高額な料金を請求する悪徳業者も存在します。

次の章では、そんな「安さだけで業者を選ぶことの危険性」について、具体的な手口を交えながら詳しく解説していきます。

3. 【超重要】安さだけで選ぶのは危険!格安業者が隠している3つのリスク

相場よりも大幅に安い見積もりを提示する業者を見つけたら、あなたはどうしますか? 「一番安いここにしよう!」と、すぐに飛びついてしまうのは非常に危険です。

そもそも、不用品回収には必ず「人件費」「車両費」「ガソリン代」「正規の処分費」といったコストがかかります。その正当なコストを度外視した「安さ」には、サービスの質や安全性、法律遵守といった、見えない部分でコストカットされていると考えなければなりません。

その”しわ寄せ”は、最終的に「高額請求」「犯罪への加担」「財産の損失」という最悪の形で、すべてあなたに返ってきます。

ここでは、格安業者が巧みに隠している3つの深刻なリスクについて、具体的な事例を交えながら解説します。

3-1. リスク①:「無料回収」のはずが…積み込み後の高額な追加請求

これは、悪徳業者による最も古典的で、今なお被害が後を絶たない手口です。

巧妙な手口の流れ

  1. 甘い言葉で誘い込む 「スピーカーで無料回収を宣伝しながら町内を巡回するトラック」や「ポストに入っていた『どんなものでも無料で引き取ります』というチラシ」を見て連絡。
  2. 安心させて、不用品をトラックへ 業者は愛想よく家に上がり込み、「これも大丈夫ですよ」「あれも積んでおきましょう」と、依頼者が断る前に次々と不用品をトラックに積み込んでいきます。
  3. 断れない状況を作り、本性を現す すべての不用品を積み終え、「これでスッキリした」と依頼者が安堵した瞬間、業者の表情が一変します。 「回収は無料ですが、積み込み手数料として3万円かかります」 「冷蔵庫やテレビはリサイクル料金が別途必要なので、5万円です」 などと、次々に理由をつけて高額な料金を請求してくるのです。

すでに不用品はトラックの中。「今さら降ろしてくれとは言えない…」「高圧的な態度が怖くて逆らえない…」という依頼者の弱みにつけ込み、冷静な判断を奪う非常に悪質な手口です。

3-2. リスク②:あなたの不用品が不法投棄される可能性と依頼者の責任

「なぜ、あんなに安くできるんだろう?」 その答えは、正規の処分場に費用を払わず、あなたの不用品を山や川、空き地に不法投棄しているからかもしれません。

これは、ただの環境破壊問題ではありません。あなた自身が、犯罪者として罰せられる可能性があるという、非常に深刻なリスクなのです。

【警告】業者に渡しても、あなたの責任は終わりません

日本の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」では、ごみを排出した本人(つまり依頼者であるあなた)が、そのごみを最後まで適正に処理する責任を負うと定められています。

万が一、不法投棄されたあなたの不用品(古い手紙や公共料金の明細など)から個人情報が見つかり、あなたが無許可の業者に処分を依頼したことが発覚した場合、依頼者であるあなたも罰則の対象となる可能性があります。

  • 罰則:5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金(またはその両方)

「知らなかった」では済まされません。正規の許可を持たない格安業者に依頼することは、不法投棄という犯罪の片棒を担ぎ、自らも厳しい罰則を受けるリスクを背負う行為なのです。

3-3. リスク③:経験の浅いスタッフによる家財や建物への破損トラブル

人件費を極限まで切り詰めている格安業者は、不用品回収の専門知識や経験がほとんどないアルバイトスタッフを作業によこすケースが少なくありません。

その結果、どうなるでしょうか?

  • ずさんな養生:運び出す通路や壁、床などを保護する「養生」を全くしない、もしくは非常に簡易的にしか行わない。
  • 乱暴な作業:重い家具を壁にぶつけたり、床を引きずったりしながら、乱暴に運び出す。

結果として、以下のような取り返しのつかないトラブルに発展します。

  • 新築の壁紙が大きくえぐられてしまった…
  • フローリングに深い傷がつき、修繕費で数十万円の見積もりが…
  • マンションの共用廊下やエレベーターを傷つけ、管理組合との大問題に…

さらに悪質なのは、破損を指摘しても「元からあった傷だ」としらを切ったり、そもそも会社が「損害賠償保険」に未加入で、修理費用を一切補償してくれなかったりするケースです。会社に電話しても繋がらない、なんてことも日常茶飯事です。

料金の安さとは、あなたの住まいや財産を危険に晒すリスクと引き換えなのです。


「無料」という言葉の裏にある高額請求。不法投棄による犯罪リスク。そして、大切な我が家を傷つけられる悲劇。

安いという理由だけで業者を選ぶことが、いかに大きな代償を伴うかお分かりいただけたかと思います。

では、どうすればできるだけ安く不用品を回収してもらえるのでしょうか?

次の章では、6つのコツをお伝えします

4. 実践すれば必ず安くなる!不用品片付け費用を賢く抑える6つのコツ

「料金の仕組みはわかったけど、やっぱり少しでも安く抑えたい!」 そう考えるのは当然のことです。悪徳業者を避けつつ、賢く費用を節約する方法はたくさんあります。

ここでは、誰でも簡単に実践でき、効果が高い6つの節約術を厳選してご紹介します。一つでも多く取り入れることで、数千円、場合によっては数万円単位での節約も夢ではありません。

4-1. 「買取サービス」を使い、処分費用をプラスに変える

「これはゴミだから…」と諦める前に、その不用品がお金に変わる可能性を考えてみましょう。多くの不用品回収業者は、古物商許可を取得し、買取サービスも同時に行っています。

  • 高く買い取ってもらえるものの例
    • 製造から5年以内の新しい家電: 冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなど
    • 人気ブランドの家具: カリモク、無印良品、unicoなど
    • 骨董品、美術品、ブランド品、楽器、オーディオ機器
    • 未使用の贈答品(タオル、食器など)

もし買取が成立すれば、回収料金の総額から買取金額を差し引いてくれます。 価値の高いものがあれば、処分費用がゼロになるどころか、逆にお金がもらえる「プラス査定」になることもあります。見積もり時に「買い取れるものはありますか?」と一言尋ねるだけで、大きな節約に繋がります。

4-2. 自分でできる「分別・運び出し」で作業費を節約

不用品回収費用の大部分を占めるのが「人件費」です。つまり、業者の作業時間を少しでも短縮する手伝いをすれば、料金を割引してくれる可能性があります。

  • やっておくと効果的なこと
    • 分別・袋詰め: 可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどを分別し、袋にまとめておく。
    • 荷物をまとめる: 小さな不用品はダンボールにまとめておき、運びやすくする。
    • 玄関先までの運び出し: 無理のない範囲で、タンスや棚などを玄関先や駐車場など、トラックの近くまで移動させておく。

これらの作業をどこまでやれば割引対象になるかは業者によりますが、「少しでも安くしたいので、何か手伝えることはありますか?」と事前に相談してみる価値は十分にあります。

4-3. 「自治体の粗大ごみ収集」との賢い使い分け術

費用の安さだけを追求するなら、自治体の粗大ごみ収集に勝るものはありません。数百円から千円程度で処分できるため、時間に余裕があり、自分で指定場所まで運べる場合には最適な方法です。

しかし、「リサイクル家電は回収不可」「収集日が月に数回しかない」といったデメリットもあります。 そこでおすすめなのが、「いいとこ取り」のハイブリッド方式です。

  • 自治体に出すもの: 木製の棚、テーブル、布団、カーペットなど、自分で運べて急がないもの。
  • 業者に依頼するもの: 冷蔵庫や洗濯機などのリサイクル家電、重くて運べない大型家具、すぐに処分したいもの。

すべてを業者に丸投げするのではなく、自分でできる範囲は自治体を活用することで、不 用品処分の値段を大幅に圧縮できます。

4-4. 業者の公式サイトにある「割引キャンペーン」をフル活用する

多くの業者は、新規顧客を獲得するために公式サイトで様々な割引キャンペーンを実施しています。これを使わない手はありません。

  • よくあるキャンペーンの例
    • WEB限定割引: ホームページからの申し込みで〇%OFF、または〇千円引き。
    • 即決割引: 見積もり当日に契約を決めることで適用される割引。
    • リピーター割引 / 紹介割引: 2回目以降の利用や、友人を紹介することで適用される割引。

見積もりを依頼する前に、必ず公式サイトのキャンペーンページをチェックし、自分が利用できる割引がないか確認しましょう。

4-5. 料金が安い「閑散期」を狙って依頼する

前の章でも触れましたが、依頼する「時期」は料金に大きく影響します。もし不用品を捨てるタイミングを自分でコントロールできるなら、繁忙期を避けるのが賢い選択です。

  • 繁忙期(料金が高い):3月~4月、12月
  • 閑散期(料金が安い):5月~11月(特に梅雨時期や真夏は狙い目)

スケジュールに余裕を持たせ、業者の手が空いている時期に依頼することで、価格交渉がしやすくなったり、通常より手厚いサービスを受けられたりする可能性があります。

4-6. 使えるものは「フリマアプリ」で先に売っておく

まだ使える状態の服や本、小物、小型家電などは、フリマアプリで売るのも有効な手段です。

  • メリット
    • 処分費用がかからないどころか、収入になる。
    • 業者に依頼する不用品の総量を減らせるため、結果的に安いプランを選べる。

梱包や発送の手間はかかりますが、時間に余裕があるなら最も経済的な方法の一つです。まずは「売れそうなものはないか?」という視点で、不用品を仕分けてみましょう。


まとめ:料金の安さだけでなく「信頼性」で業者を選び、賢く不用品を処分しよう

ここまで、不用品回収料金相場から、費用が決まる仕組み、1円でも安く抑えるための具体的なコツ、あなたが知るべき全ての情報をお伝えしてきました。

この記事を最後まで読んだあなたは、もう不用品回収業者を前にして、料金の不安に怯えたり、どの業者を信じれば良いか迷ったりすることはないはずです。

最後に、賢く、そして安心して不用品を処分するための最も大切な心構えを、改めてお伝えします。

それは、「料金の安さ」という一点だけで業者を選ばないこと。そして、「信頼性」という揺るぎない物差しを持つことです。

相場を無視した不自然な安さには、必ず裏があります。 その先にあるのは、「高額請求」「不法投棄」「家財の破損」といった、あなたを不幸にする深刻なリスクだけです。目先の数千円を節約しようとした結果、数十万円の損失や、計り知れない精神的苦痛を被っては、元も子もありません。

真の「良い業者」とは、ただ安いだけの業者ではありません。

  • 法律を遵守し、自治体からの「許可」という信頼を得ていること。
  • 料金の内訳をガラス張りにし、あなたに誠実であろうとすること。
  • 万が一の事態に備え、「保険」という責任を準備していること。
  • お客様からの「ありがとう」という声を、真摯に積み重ねてきていること。

これらの「信頼性」を兼ね備えた上で、あなたの予算や希望に寄り添ってくれる業者こそが、あなたが選ぶべき最高のパートナーです。

今日からあなたが実践すべきことは、とてもシンプルです。

この記事で得た知識は、あなたの快適な生活空間を取り戻し、未来のトラブルからあなた自身を守るための「お守り」です。自信を持って、賢い第一歩を踏み出してください。

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