【引っ越し ベッド 処分】費用・手間・タイミング、あなたに合うのはどれ?

引っ越し
お片づけの窓口<br>編集長
お片づけの窓口
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私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!

こんな人におすすめ

  • 「引っ越し日が迫ってるのに、ベッドの処分方法が決まってない…」
  • 「粗大ゴミに出そうとしたら、予約が一杯で間に合わない!」
  • 「不用品回収業者って、高額請求されそうで怖い…」
  • 「一番安くて、一番楽な方法がどれなのか、比較して知りたい!」

この記事でわかること

  • ベッド処分「4つの選択肢」それぞれの費用・手間・メリット/デメリット
  • 「引っ越し業者」「不用品回収業者」「自治体」「売る・譲る」の徹底比較
  • 【最重要】信頼できる不用品回収業者の「本当に安全な見分け方」
  • あなたの状況(時間・予算)に合わせた「ベストな処分方法」の選び方

引っ越し準備の中でも、特に頭を悩ませるのが「ベッドの処分」です。大きくて重く、引っ越しの直前まで使うものだからこそ、処分するタイミングや方法に迷ってしまいます。

「一番安く済ませたい」「とにかく楽したい」「引っ越し当日に処分したい」など、人によって優先順位は様々です。ここでは、主な4つの処分方法について、多くの人が「これを知りたい!」と思うポイントをまとめました。


目次

【引っ越しベッド処分①】不用品回収業者:日程が合わない時の「最終手段」か?

引っ越しの準備、お疲れ様です。 やることが多すぎて、本当に大変ですよね。

中でも「ベッドの処分」。

私「よし、粗大ゴミに電話だ」
担当者『すみません、引っ越しシーズンで予約がいっぱいで、収集は最短で2週間後です』
私「……え? 引っ越し、来週なんですけど!?」

私「じゃあ、引っ越し業者に頼もう」
担当者『あ、うち、不用品処分はやってないんですよ』

私自身、3年前の引っ越しで まさにこの状況に陥りました。

退去日は迫るのに、一番デカいベッドだけが処分できない。

あの時の「詰んだ…」という感覚、 今でも覚えています。

そんな時、最後の頼みの綱になるのが 「不用品回収業者」です。

ただ、正直「高いんじゃないの?」 「ぼったくられない?」という不安が 一番大きい選択肢でもあります。

ここでは、私が実際に業者を使った体験談も交えながら、 「回収業者を選ぶ時のリアルな判断基準」を 徹底的に解説します。


メリット:「引っ越し前日」ピンポイント指定は可能か?

これが、不用品回収業者を使う 最大のメリットです。

結論から言うと、 「ほぼ可能」です。

自治体の粗大ゴミが 「〇月〇日(月)の朝8時までに」 といった「点」の指定しかできないのに対し、

回収業者は 「引っ越し前日の、午後3時〜5時の間」 といった「幅のあるピンポイント指定」に対応してくれます。

  • 即日対応OK(朝電話して夕方)
  • 土日祝日、夜間OK
  • こちらの希望日時を最優先

私の場合も、 「退去日当日の午前中、 大家さんの立ち会い(11時)の直前、 朝9時に来てください」 という、無茶なお願いを聞いてもらえました。

即日対応を確実にしたい方はこちらの記事をご覧ください

【編集長からのワンポイントアドバイス】

ただし、引っ越しシーズン(3月〜4月)は業者も繁忙期です。「即日」や「直前」の依頼は、希望の時間が埋まっていることも。遅くとも1〜2週間前には、依頼して予約を押さえておくと万全です。


メリット:「丸投げ」は可能? 解体・運び出しの手間

これも「可能」です。

というか、「丸投げ」するために業者に頼む と言っても過言ではありません。

  • クイーンサイズのベッド、 解体できますか?
  • スプリングが分厚いマットレス、 一人で玄関まで運べますか?
  • 古いマンションの狭い階段を、 壁に傷をつけずに下ろせますか?

……私には無理でした。

回収業者は、その道のプロです。 「あ、これ解体しないと出ないね」 と判断すれば、持参した工具で あっという間にバラしてくれます。

私たちは、ただ 「これ、お願いします」 と指を差すだけ。

あの「重労働から解放される安心感」は、 お金を払う価値が十分にある、と 私は感じました。


料金体系:「ベッド1点」だと割高?「積み放題」の罠

さて、一番気になる「お金」の話です。

料金体系は、大きく分けて2パターンあります。

  1. 品目ごとの料金
    • (例)基本料金 3,000円
    • + ベッド(フレーム) 5,000円
    • + マットレス 4,000円
    • = 合計 12,000円
  2. トラック積み放題プラン
    • (例)軽トラ積み放題 15,000円
    • (例)1.5tトラック積み放題 30,000円

ここで注意が必要です。

「ベッド1点だけ」を処分したい場合、 積み放題プランを選ぶとほぼ確実に損します。

逆に、「ベッド以外にも、 古い棚やカーペット、布団一式も…」 と、他に捨てる物が3〜4点以上あるなら、 「軽トラ積み放題」の方が トータルで安くなるケースが多いです。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

見積もりを取る前に、「これもついでに捨てられないか?」と家中を見渡してみましょう。ベッド1点で1万円でも、他のゴミと合わせて1万5千円なら、お得感は増します。業者側も、1回の訪問で多くを回収できる「積み放題」を勧めてくることが多いですよ。


【最重要】「無料回収」はあり得ない。信頼できる業者の見分け方

「引っ越し ベッド 処分」で検索すると、 「無料回収」や「格安」をうたう 魅力的な広告が出てきます。

まず、これらを疑ってください。

ベッドを適切に処分するには、 必ず「処分費用」と「人件費」がかかります。 無料(タダ)で持っていくビジネスは 成り立ちません。

  • 「無料だと思ったら、トラックに積んだ後で『リサイクル料』として高額請求された」
  • 「見積もりは5,000円だったのに、作業後に『解体料』『階段料』を追加され3万円請求された」

こうしたトラブルは、 消費者生活センターにも 多数寄せられています。

参照リンク:

では、どうやって「悪質業者」を 見分ければいいのか?

信頼できる業者の見分け方

  1. 「一般廃棄物収集運搬業」の許可がある
    • 家庭のゴミを回収するには、この許可が必須です。「産業廃棄物」や「古物商」の許可だけではダメです。
    • これが無い業者は、すべて違法(不法投棄のリスク大)です。
  2. 見積書(料金体系)が明確
    • 「〇〇一式」ではなく、「ベッド解体費」「運搬費」「処分費」などが明記されているか。
    • 「見積もり後の追加料金は一切ないか」を必ず確認しましょう。
  3. 会社の所在地・連絡先がはっきりしている
    • 住所がデタラメだったり、携帯電話の番号しかなかったりする業者は危険です。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

一般廃棄物収集運搬業」の許可は、自治体(市区町村)が厳しく管理しており、新規で取るのが非常に難しい許可です。この許可を持っている時点で、自治体からのお墨付きがある「ちゃんとした業者」である可能性が極めて高いと言えます。


この方法が向いている人

  • 「お金」よりも「時間」と「手間」を優先したい人
  • 引っ越し日が迫り、自治体の収集が間に合わない人
  • ベッド以外にも処分したい不用品が複数ある人
  • 重いベッドを自力で解体・運搬するのが不可能な人

料金は安くありません。 私の時も、ベッドと数点の家具で 約2万円かかりました。

ですが、「引っ越しに間に合わない」 という最悪の事態を回避できた安心感と、 面倒な作業をすべて丸投げできた快適さを考えれば、 納得のいく出費でした。


【引っ越しベッド処分②】引っ越し業者:当日「ついでに」は、アリかナシか?

引っ越しが決まり、業者さんに見積もり(見積書)をもらう。 部屋をぐるっと見渡した担当者さんが言う。

「荷物は、大体こんな感じですね」

……今だ。 今、聞くんだ。

「あの……。すみません。 この、古いベッドなんですけど…。 引っ越しの日に、処分とかって…

この「ついでに聞く」感覚、 すごくよく分かります。

どうせトラックが来て、 プロの人たちが重いものを運び出す。

その「ついでに」古いベッドも 持って行ってくれたら、 これ以上楽なことはありません。

私自身、以前の引っ越しで この「ついでに処分」を (恐る恐る)お願いした経験があります。

果たして、引っ越し業者は あなたの「ベッド処分」の 救世主になるのでしょうか?


「処分OK」か「うちは、ちょっと…」は会社による

まず、大前提です。

引っ越し業者の本業は 「荷物をA地点からB地点へ運ぶこと」であり、 「不用品を処分すること」ではありません。

そのため、 「すみません、うちは処分は一切やってなくて…」 とキッパリ断られるケースも 普通にあります。

特に、中小の運送会社さんなどは、 処分(=廃棄物処理)の許可を 持っていない場合も多いです。

対応は、主に3パターン

  1. 「お任せください!」(大手・オプション充実型)
    • 大手の引っ越し業者は、「暮らしのサポート」の一環として、不用品処分や買取のオプションをガッツリ用意しています。
  2. 「提携業者なら…」(仲介型)
    • 「うちはできないけど、提携してる〇〇社なら手配できますよ」というパターン。この場合、マージンが乗って割高になることも。
  3. 「すみません…」(お断り型)
    • 「廃棄物の許可がないので、お客様ご自身で…」と、やんわり断られるパターン。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

「処分(捨てる)」と「買取(売る)」は全く別物です。もしベッドが有名ブランド(シモンズ、シーリーなど)で、使用年数が3〜5年以内とかなら、ダメ元で「買取は?」と聞いてみましょう。ただ、大半のベッドは「処分」扱いになるのが現実です。


最高のメリット:「引っ越し当日」に運び出してくれる

もし、あなたの頼む業者が「処分OK」だった場合、 最大のメリットがこれです。

「引っ越し作業の『当日』に、 古いベッドを運び出してくれる」

これ、本当に助かります。

自治体の粗大ゴミ(次の章で解説します)だと、 「収集日が引っ越し日の3日前」 とかになってしまい、 「残りの3日間、床で寝る」 という罰ゲームが発生することがあります。

私も、業者さんが 「あ、いいですよ。当日の朝イチで まずベッドを運び出しちゃいますね」 と言ってくれた時の安心感は、 忘れられません。

  • 引っ越し前日の夜まで、ぐっすりベッドで寝られる。
  • 当日、プロが運び出すのを見ているだけでいい。

この「安心感」と「確実性」こそが、 引っ越し業者に頼む最大の価値です。


料金は?やっぱり「割高」になるのか?

気になる料金です。 はっきり言って、

「自治体の粗大ゴミ」と比べれば、 確実に「割高」です。

  • (例)自治体なら 2,000円
  • (例)引っ越し業者 8,000円 〜 15,000円

これは仕方がありません。 自治体は「処分実費」だけですが、 業者の場合は 「処分実費 + 運搬人件費 + サービス料」 が乗っかっているからです。

私の時も、 粗大ゴミなら2,500円で済むところ、 業者オプションは9,000円でした。

約6,500円の差額。 これを「高い!」と見るか、

  • 自分で解体しなくていい(手間)
  • 自分で運ばなくていい(労力)
  • 引っ越し当日に処分できる(タイミング)

という「約6,500円分の快適さ」を買ったと見るか。 私は「買った」派でした。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

この「処分費用」は、口約束ではなく、必ず「見積書」に明記してもらいましょう。「当日、作業員に直接払って」などはトラブルの元です。「不用ベッド処分費用 1点 〇〇円」と記載があって初めて「確定」です。


手間は?「見積もりで言うだけ」でOK?

はい、OKです。 (もちろん、見積もりで確定していれば)

  • 面倒なベッドフレームの解体
  • 重いマットレスの運び出し
  • マンションの養生(壁などを傷つけない作業)

これらすべて、 引っ越しのプロが「いつもの作業」として 全部やってくれます。

まさに「ワンストップ(一回の手配)」で 全てが解決する。 これが不用品回収業者(第1章)とも違う、 「引っ越し業者」ならではの 圧倒的な「楽さ」です。


この方法が向いている人

  • 「お金」より「手間」と「タイミング」を優先したい人
  • 引っ越し当日までベッドを使いたい人
  • 重いベッドを自力で運んだり解体したりするのが不可能な人
  • 複数の業者とやり取りするのが面倒な人

「引っ越し」という一大プロジェクト。 ただでさえ、やることが多い。 だから、「ベッド処分」という面倒なタスクを、 引っ越し業者という「一つの窓口」で 解決できるのは、非常に強力な選択肢です。

まずは、見積もりの電話で 「ちなみに、ベッドの処分って…」 と、軽く聞いてみることから 始めてみてください。

そもそも粗大ごみってどんな方法で処分したらいいの?という方はこちらの記事をご覧ください


【引っ越しベッド処分③】自治体(粗大ゴミ):最安だが「最大の難関」か?

ベッドの処分方法で、 おそらく誰もが最初に思い浮かべるのが、 この**「自治体の粗大ゴミ」**でしょう。

何と言っても、 処分費用が圧倒的に安い。

これに勝るものはありません。

  • (例)マットレス 1,200円
  • (例)ベッドフレーム 1,000円
  • 合計 2,200円

第1章の「回収業者」(約1万〜2万円)と比べると、 まさに桁違いの安さです。

「もう、これで決まりでしょ!」

私も、引っ越しが決まった当初は そう思っていました。

…そう、電話で予約するまでは。

この「最安」の選択肢には、 特に「引っ越し」という 時間制限がある場面において、 恐ろしい落とし穴が待っています。


【最大の難関①】予約:「引っ越し前日」は、まず無理

引っ越し日が決まった。 よし、粗大ゴミ受付センターに電話だ。

私「〇月〇日(引っ越し前日)にベッドを…」

担当者『ああ、申し訳ありません。 今からですと、最短でも3週間先ですね』

私「……え?」

これが、 引っ越しシーズン(2月〜4月)の現実です。

みんな考えることは同じ。 引っ越しで出る不用品を 一斉に捨てようとするため、 受付センターの予約枠は 光の速さで埋まっていきます。

  • 希望日(引っ越し前日)の指定は、まず不可能
  • 1ヶ月前に電話しても、埋まっていることがある
  • 収集日は「〇月〇日」と指定され、時間は選べない

もし、運良く「引っ越し日より5日前」 の枠が取れたとします。 その場合、どうなりますか?

「残りの5日間、床で寝る」 ことになります。 (私は昔、これをやって腰を痛めました)

引っ越しという時間との戦いにおいて、 「自分の都合で日程を決められない」のは、 致命的なデメリットになります。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

もし自治体(粗大ゴミ)を選ぶなら、引っ越し日が決まった「その日」に、真っ先に粗大ゴミの予約をしてください。引っ越し業者を探すより先です。それくらい「予約枠の争奪戦」はシビアですよ。


【最大の難関②】運搬:部屋の中まで取りに来てくれる?

答えは、「100%ありません」です。

自治体のサービスは、 「自宅(部屋の中)からの運び出し」は 一切やってくれません。

あなたがやることは、 「収集日当日の朝8時までに、 指定された場所(マンションの1階、ゴミ集積所など)まで、 『自分』で運ぶ」 ことです。

ここで、ご自身のベッドを もう一度見てみてください。

  • そのマットレス、一人で持てますか?
  • ダブルサイズなら、玄関から出ますか?
  • エレベーターに入りますか?
  • 階段を、壁に傷つけずに下ろせますか?

私は一度、友人の引っ越しで セミダブルのマットレスを 階段で運ぶのを手伝いましたが、 地獄でした。

重いのはもちろん、 「フニャッ」と曲がるせいで 力が全く入らず、 大の男2人でも、 何度も壁にぶつけそうになりました。

「安さ」の代償は、 あなたの「肉体的な労力」です。


料金と解体:シールの買い方と、バラす手間

料金は、前述の通り「最安」です。 自治体によって異なりますが、 ベッドとマットレスを合わせても 数千円(2,000円〜4,000円程度) で済むところがほとんどです。

手順

  1. 電話やネットで予約する
  2. 指定された金額の「粗大ごみ処理券(シール)」をコンビニ等で購入する
  3. シールに名前などを書き、ベッド(マットレス)に貼る
  4. 収集日の朝、指定場所に出す

ただし、ここでも注意点が。

  • マットレスとベッドフレームは別
    • ほぼ100%、別々に申し込み、別々の料金(シール)が必要です。
  • 解体は必須か?
    • フレーム(特にパイプベッドや木製ベッド)は、「〇〇cm以内に解体しないと回収不可」というルールがある自治体が多いです。
    • 解体する工具(六角レンチ、ドライバー)はありますか?

【編集長からのワンポイントアドバイス】

お住まいの自治体のルールは、必ず「公式ホームページ」で確認してください。「〇〇市(あなたの街) 粗大ゴミ ベッド」で検索すれば必ず出てきます。料金や解体のルールは、市区町村によって本当にバラバラですよ。

参照リンク:


この方法が向いている人

  • とにかく1円でも安く処分したい人
  • 引っ越し日まで「1ヶ月以上」余裕がある人
  • ベッドを自分で解体・運搬できる「体力」と「人手」がある人
  • 運搬経路(玄関、廊下、エレベーター)に問題がない人

「安さ」は圧倒的な魅力ですが、 「時間」と「労力」という 2つの大きなハードルがあります。

引っ越しで体力も時間もない時に、 この2つをクリアできるか。 そこが最大の判断基準になります。

【引っ越しベッド処分④】売る・譲る:そのベッド、「もったいない」の罠?

「このベッド、まだ買って3年だし…」
「結構いいブランドのマットレスなんだよな…」

そう。 捨てるの、もったいなくないですか?

他の3つの方法(業者、引っ越し、自治体)が、 すべて「お金を払って捨てる」選択肢だったのに対し、 この第4の方法は、

  • プラス収益(お小遣い)になるかも
  • (最悪)0円で誰かが持っていってくれるかも

という、最も理想的な選択肢です。

私も、5万円したマットレスを 「なんとか1万円でもいいから売りたい!」と 引っ越しの1ヶ月前からフリマアプリに 出品した経験があります。

……しかし、この「売る・譲る」という選択肢こそ、 「引っ越し」という時間制限の中では、 最もリスクが高く、難しい方法だと 先に申し上げておきます。


「売れるベッド」と「売れないベッド」の境界線

まず、厳しい現実からお伝えします。 中古のベッド、特にマットレスは、 他人が使った衛生面(汗、ダニなど)を 気にする人が多く、 中古家具の中でも圧倒的に売れにくい ジャンルです。

売れる(かもしれない)ベッド

  • 有名ブランド
    • シモンズ、シーリー、サータ、テンピュール、フランスベッドなど。
  • 使用年数が浅い(3年以内目安)
    • 保証書や購入日の証明があると強いです。
  • 状態が極めて良い
    • シミ、黄ばみ、カビ、目立つ毛玉、スプリングのきしみやヘタリが**「一切ない」**こと。
    • (※「自分では気にならない」レベルは、他人から見たら「シミ」です)
  • ベッドフレーム(解体可能)
    • マットレスよりは売れる可能性があります。特にデザイン性の高いものや、無印良品・IKEAなどの人気ブランド品。

ほぼ売れない(諦めた方が早い)ベッド

  • ノーブランド品
  • ファスト家具(ニトリ、IKEAなどの安価なマットレス)
  • 使用5年以上
  • 少しでもシミやヘタリがあるもの
    ※私の5万円のマットレスは「ノーブランド」だったので、全く売れませんでした。

手段①:リサイクルショップ(出張買取)

一番手軽そうに見えますが、 ここでもハードルがあります。

知りたいこと:「出張買取に来てくれる?」

答え
→来てくれます。ただし、前述の「売れるベッド」の条件をクリアしている場合のみです。

現実
→電話で「ベッドの買取を…」と伝えた時点で、 ブランド名、購入時期、状態を 詳細に聞かれます。

「ノーブランドです」 「5年使ってます」 と答えた瞬間、 『すみません、その状態では お値段が付けられませんので…』 と、丁寧にお断りされます。

運良く見積もりに来てもらえても、 「これ、処分費用が8,000円かかります」 と、逆に処分費用を請求される 「0円買取(という名の有料処分)」 になるケースも多いです。


手段②:フリマアプリ(メルカリなど)

自分で値段を決められるのが魅力です。

知りたいこと:「送料が高すぎて売れないのでは?」


→その通りです。ベッドは「送料」が最大のネックです。

メルカリの「梱包・発送たのメル便」は、 プロが梱包・発送してくれる便利なサービスですが、 ベッド(シングル〜ダブル)を送ると、 送料だけで1万8,500円〜3万3,000円 かかります。

参照リンク:

(例)ベッドを1万円で売りたい → 販売価格 28,500円 (= 本体 10,000円 + 送料 18,500円)

(例)ベッドを0円(タダ)であげたい → 販売価格 18,500円 (= 本体 0円 + 送料 18,500円)

3万円近い値段を払って、 中古のベッドを買う人がどれだけいるか。 …かなり厳しい戦いになります。


手段③:地域掲示板(ジモティーなど)

「0円でいいから、誰か持っていって!」 「家まで取りに来てくれるなら、タダであげます」

これは、引っ越し処分において 「最後の砦」とも言える方法です。

送料もかからず、うまくいけば 処分費用0円を達成できます。

知りたいこと:「リスクはないの?」

答え
最大のリスクがあります。「ドタキャン」です。

私も経験がありますが、 個人間の取引は、本当に「人」によります。

  • 「〇日の午後に」と約束したのに、連絡が取れなくなる
  • 当日、「やっぱり要らなくなった」とキャンセルされる
  • 「解体はそっちでやってくれるんですよね?」と言い出す
  • 「運ぶの手伝ってください」(←手伝う義務はない)

【編集長からのワンポイントアドバイス】

もし地域掲示板を使うなら、「〇月〇日までに取引完了できる方」「解体・運搬をご自身(または手配した業者)でできる方」「ドタキャンしない方」と、条件を“これでもか”というくらい明記し、プロフィール(過去の評価)がしっかりしている人を選びましょう。


【最重要】リスク:「引っ越し日」に間に合わない

これが、この章で一番お伝えしたいことです。

売る・譲るという方法は、 「いつ処分できるか」が 「相手次第」になってしまいます。

  • フリマアプリで「いいね」は付くけど、売れない…
  • 掲示板で「欲しい」と言われたけど、日程が合わない…

そうこうしているうちに、 「ヤバい、引っ越しまであと1週間だ!」 「今から粗大ゴミに電話しても、もう間に合わない!」 「慌てて回収業者(第1章)に電話したら、足元を見られて高額請求された!」

これが、「もったいない」から始まった 最悪のシナリオです。


この方法が向いている人

  • 引っ越し日まで「1ヶ月以上」の余裕がある人
  • 売れる条件(ブランド、状態)をクリアしているベッドを持っている人
  • 売れなかった時(時間切れ)の「次善の策」を考えている人

【編集長からのワンポイントアドバイス】

「売る」と決めたら、デッドライン(諦める日)を先に決めてください。 「引っ越し日の2週間前までに売れなかったら、潔く諦めて自治体(第3章)か業者(第1・2章)に申し込む」 この「損切り」のルールを決めておかないと、引っ越し当日、処分できないベッドを前に立ち往生することになりますよ。

承知いたしました。

それでは、「引っ越し ベッド 処分」の特集記事、最後の「まとめ」を執筆します。


【まとめ】結局、あなたに合うベッド処分方法は? 4つの選択肢を徹底比較

ここまで、4つのベッド処分方法を

詳しく解説してきました。

  1. 不用品回収業者(スピード重視)
  2. 引っ越し業者(手間なし重視)
  3. 自治体(コスト重視)
  4. 売る・譲る(リユース重視)

「いろいろ分かったけど、結局、私にはどれがベストなの?」

そうですよね。

あなたの「引っ越しまでの残り日数」や「何を一番優先したいか」によって、正解は変わってきます。

最後に、これまでのおさらいとして、4つの方法を一覧表で比較してみましょう。


🗂️ 比較早見表:引っ越しベッド処分 4つの方法

処分方法費用(安さ)手間(楽さ)タイミング(早さ)信頼性・リスク
① 不用品回収業者△ 高め
(1万〜2万円)
◎ 最高
(丸投げOK)
◎ 最高
(即日・当日も可)
△ 要注意
(悪質業者リスク有)
② 引っ越し業者△ 高め
(8千〜1.5万円)
◎ 最高
(丸投げOK)
○ 確実
(引っ越し当日)
◎ 安全
(大手なら安心)
③ 自治体◎ 最安
(数千円)
× 最悪
(解体・運搬必須)
× 不自由
(予約困難)
◎ 安全
(行政サービス)
④ 売る・譲る○ プラスも
(0円〜)
△ 面倒
(交渉・梱包)
× 不安定
(相手次第)
△ 要注意
(ドタキャンリスク)

ベッドに限らず、大型家具全般について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください

あなたの優先順位は? タイプ別おすすめ診断

この表を見てもまだ迷う方へ。

あなたの「本音」で選んでみてください。

1. 「とにかく1円でも安く!」コスト最優先のあなた

  • ③自治体(粗大ゴミ)

ただし、条件があります。

「引っ越しまで1ヶ月以上余裕がある」
「ベッドを自分で解体し、1階まで運べる(人手がある)」

この2つをクリアできるなら、最安です。

今すぐ自治体の予約状況を確認しましょう。

2. 「面倒なのは一切イヤ!」手間ゼロ重視のあなた

  • ②引っ越し業者

「ベッド処分のために、別で電話したり、運び出したりするのが面倒」

という方には、これがベストです。

見積もり時に「ベッド処分も!」と一言添えるだけで、当日に全てが片付きます。

費用は「楽する代」と割り切りましょう。

3. 「もう時間がない!」スピード・日程重視のあなた

  • ①不用品回収業者

「自治体に断られた」
「引っ越しまであと数日しかない」

そんな「詰んだ」状況の救世主です。

費用は高くなりますが、「引っ越し日に間に合わない」という最悪の事態を回避するため、時間を買う感覚で依頼しましょう。
※業者選びは慎重に!

4. 「まだキレイだし…」時間に余裕があるあなた

  • → ④ 売る・譲る

「引っ越しまで1ヶ月半以上ある」
「ベッドが有名ブランドで状態も良い」

なら、挑戦の価値アリです。

ただし、第4章で書いた通り、

「〇月〇日までに売れなければ、潔く捨てる」

というデッドライン(損切り)を必ず決めてから始めてください。


最後に:私からのアドバイス

私自身、引っ越しのたびに

この「ベッド処分」に頭を悩ませてきました。

自治体で安く済ませようとして予約が取れず、慌てて回収業者を探して結局高くついた苦い経験もあります。

だからこそ、一番伝えたいのは

「ベッド処分は、引っ越し準備の中で『最初』に手をつけるべきタスクである」

ということです。

「まだ使うから」と後回しにすると、確実に選択肢が狭まります。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

どの方法を選ぶにしても、「比較」と「予約」は必須です。引っ越し業者の見積もりを取るなら、必ず「ベッド処分費用」も含めて2〜3社比較する。不用品回収業者に頼むなら、必ず「一般廃棄物」の許可があるか確認し、3社は相見積もりを取る。この「ひと手間」が、数千円、時には数万円の損を防ぎますよ。


この記事が、あなたの頭を悩ませる「ベッドどうしよう問題」を解決し、スッキリとした気持ちで新生活を迎える手助けになれば、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの引っ越しが、スムーズに進むことを心から願っています!

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