
編集長
私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!
この記事はこんな人におすすめ
- 引っ越しが決まり、不用品の「処分」と「買取」をどう進めるか悩んでいる人
- 複数の業者(引っ越し・リサイクル・自治体)との連絡や立ち会いを、とにかく面倒だと感じている人
- どうせなら「引っ越し」「処分」「買取」を1社にまとめて、1回で終わらせたい人
- 不用品回収業者に頼むメリットと、悪質業者に騙(だま)されない賢い選び方を知りたい人
この記事でわかること
- “引っ越し・処分・買取”を1社にまとめる「ワンストップ」の本当のメリット
- 不用品回収業者の「引っ越し」や「買取」の品質は信頼できるのか?
- 損をしないための「処分費用」と「買取金額」の賢い「相殺」テクニック
- あなたの支払うべき金額がわかる「最終的な差引支払額」の重要性
- 引っ越し当日に全てを終わらせる「1日完結」スケジュールの実現性とメリット
- 面倒な「ゴミかお宝か」の仕分けを、プロに丸投げする方法
- 他社で断られた家具や古い家電を引き取ってもらえる理由
- 絶対に失敗しない、優良な不用品回収業者を見抜くための「最終チェックリスト」
はじめに:なぜ「不用品回収業者」が選ばれるのか?

引っ越しが決まった瞬間、ワクワクしますよね。 新しい部屋、新しい生活。
でも、その直後に襲ってくるのが、 「あれもこれも、どうしよう…」 という現実です。
荷造り、役所の手続き、ネット回線の手配… タスクの山に埋もれそうになる中で、 最も頭が痛いのが、「不用品の山」ではないでしょうか。
「これはまだ使えるから売りたい(買取)」
「これはもう使えないから捨てたい(処分)」
「そして、残りは新居に持っていきたい(引っ越し)」
この3つが同時に発生するのが、引っ越しの厄介なところです。
私が体験した「業者選びカオス」
以前の私がまさにそうでした。
まず、引っ越しはA社に見積もり。
次に、まだ新しい家電を売るためにリサイクルショップB社に来てもらう。
さらに、ベッドや棚は粗大ごみで自治体に連絡。
でも、自治体が引き取れない家電(リサイクル法対象品)は、C電器店に引き取り依頼…
結果、どうなったか。
- 電話窓口がバラバラで、同じ説明を3回する。
- 見積もりや引き取りの「立ち会い」だけで、休日が2日潰れる。
- 引っ越し当日、A社が来る前にB社が来ず、結局売れたはずのモノを新居に持っていくハメに。
もう、こりごりでした。
「なぜ、これを一回で全部やってくれるところはないんだ!」 そう叫びたくなったのを覚えています。
引っ越し・処分・買取の「窓口一本化」という最大の魅力
この記事を読んでいるあなたも、 当時の私と同じように、 「引っ越し」「処分」「買取」を どう効率よくさばくか、悩んでいるはずです。
その「全部まとめて、一回で終わらせたい」 という、最も切実な悩みに応えてくれるのが、 「不用品回収業者」という選択肢です。
不用品回収業者の最大の魅力。
それは、「窓口の一本化」です。
電話も、LINEも、見積もりも、 すべて1社。 担当者1人。これだけで、あなたの精神的な負担は 3分の1以下になります。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

引っ越しで一番失いたくないのは、お金よりも「時間」と「気力」です。業者ごとに電話し、日程調整し、立ち会う…その手間を「1社で済ませる」という選択が、引っ越し全体のストレスを劇的に下げる最短ルートになります。
「処分するモノ(マイナス査定)」と 「買い取れるモノ(プラス査定)」を その場で同時に査定してもらい、 最終的に「相殺」できる。
この「楽さ」と「わかりやすさ」こそが、 今、不用品回収業者を選ぶ人が増えている最大の理由です。
もちろん、
「不用品回収業者って、なんだか怪しい…」
「結局、高くつくんじゃないの?」
「引っ越しまで本当にやってくれるの?」
という不安もあると思います。
わかります。
だからこそ、このメディアでは、 あなたが損をせず、ストレスなく引っ越しを終えるために、 その実態と賢い使い方を徹底的に掘り下げていきます。
【参照リンク】処分のルールをまず確認 そもそも「処分」にはルールがあります。特に家電(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)は法律でリサイクルが義務付けられています。こうした複雑なルールも、優良な業者なら当然把握しています。
次の章では、 「本当に『全部まとめて』なんて都合のいい話があるの?」 という疑問に、具体的に切り込んでいきます。
【手間と信頼性】「全部まとめて」は本当? ワンストップサービスの実態

「引っ越し・処分・買取、ぜんぶ一括でやりますよ!」
不用品回収業者のサイトを見ると、こんな魅力的な言葉が並んでいますよね。 まさに私たちが求めている「窓口一本化」です。
でも、心のどこかでこう思いませんか?
「そんなうまい話、ある?」
「全部まとめてって言うけど、どれも中途半端なんじゃないの?」
特に不安なのが、「引っ越し」と「買取」の品質です。
「処分」のプロなのは分かります。でも、専門外(に見える)ことまで、本当に信頼して任せて大丈夫なのでしょうか。
結論:「全部まとめて」は本当。ただし「質」は業者次第
先に結論から言います。
「全部まとめて」は、本当です。
多くの不用品回収業者は、「引っ越し部門」を持っていたり、「買取」の専門査定員がいたり、あるいは信頼できる専門業者と提携したりしています。
ただし、その「質」は、正直に言って業者ごとに全く違います。
「安かろう悪かろう」で、引っ越し作業が雑だったり、買取査定が驚くほど安かったりする業者もいれば、引っ越し専業・買取専業と遜色ないサービスを提供してくれる優良な業者もいます。
大事なのは、その「中身」を見極めることです。
不安①:「引っ越し」の品質は大丈夫?
一番の心配はこれですよね。
「専業の引っ越し業者みたいに、しっかり養生(ようじょう)してくれるの?」
「大事な家具を雑に扱われない?」
これは、「あなたが何を優先するか」で評価が変わってきます。
- 専業の引っ越し業者(大手など)
- メリット:研修を受けたスタッフ、完璧な養生、丁寧な梱包、万全の補償。品質と安心感が圧倒的。
- デメリット:料金は高め。不用品は「処分(別料金)」か「提携業者への紹介」になりがち。
- 不用品回収業者の「引っ越し」
- メリット:スピードと柔軟性。「これだけ運んで、残りは全部処分」といった臨機応変な対応が得意。料金も比較的安い傾向。
- デメリット:業者によっては養生が最低限。作業の丁寧さもスタッフ次第。
私の体験談
以前、荷物が少ない単身引っ越しの際、不用品回収業者に「引っ越し+処分」を頼んだことがあります。 作業員は2名。養生は玄関とエレベーターのみで、正直「最低限だな」と感じました。 でも、作業の手際は驚くほど良く、荷物の運び出しと、ベッド・棚・小型家電の回収が、たった1時間半ですべて終わりました。
大手のような「靴下を履き替える」といった丁寧さはありませんでしたが、「とにかく早く・安く・全部終わらせたい」という当時の私には、十分すぎる品質でした。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

「引っ越し」を頼むなら、その業者が「一般貨物自動車運送事業」の許可(緑ナンバーのトラック)を持っているか確認しましょう。この許可がないと、本来的にお金をもらって他人の荷物を運んではいけません。万が一の事故の際、補償が受けられないリスクを避けるためにも、見積もり時に必ず確認してください。
不安②:「買取」の品質(査定額)は大丈夫?
次にお金の話。
「どうせ“処分ついで”だから、タダ同然で買い叩かれるんじゃないの?」
この不安も、半分は当たっています。
ブランド品や骨董品など、専門知識が必要なものの査定額は、やはり「買取専門店」には敵いません。
不用品回収業者の「買取」は、「まだ使える家電や家具を、処分費用と相殺しますよ」というスタンスが基本だと思ってください。
私の体験談
その単身引っ越しの時、5年落ちの洗濯機(国内メーカー)を査定してもらいました。
提示された買取額は、2,000円。
正直、「安っ!」と思いました。
リサイクルショップに持ち込めば、5,000円くらいになったかもしれません。
でも、です。
私は同時に、処分に困っていた古いエアコン(リサイクル料+運搬費で5,000円はかかる)の撤去もお願いしていました。
業者の人はこう言いました。
「洗濯機が2,000円、エアコン処分がマイナス5,000円。差引3,000円ですね…あ、でも今回まとめてなんで、エアコンも洗濯機も全部『0円』で持っていきますよ!」
もし私が買取専門店に洗濯機を売っていたら、
- B社に洗濯機の査定・搬出を依頼(+5,000円?)
- C社にエアコンの撤去・処分を依頼(-5,000円)
- A社に引っ越しを依頼
…となり、手間は3倍、差し引き利益はゼロ。
それが、「電話1本、立ち会い1回、差し引きゼロ」で終わったのです。
この「手間の削減効果」は、2,000~3,000円の差額より、私にとってはるかに価値がありました。
それでも魅力!「やり取りゼロ」の圧倒的メリット
忘れてはいけないのが、私たちが不用品回収業者を選ぶ「本来の目的」です。
それは、「複数業者とのやり取りをゼロにする」こと。
- 電話(LINE)する相手が1社で済む。
- 見積もりの立ち会いが1回で済む。
- 作業当日の立ち会いも1回(または同日)で済む。
- 支払いや交渉の相手も1人で済む。
引っ越し準備でクタクタになっている時、この「1回で済む」というメリットは、金銭的なメリット以上に私たちの心を守ってくれます。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

引っ越しで最もすり減るのは「決断疲れ」です。「A社とB社の見積もり比較」「C社との日程調整」「D社への交渉」…この“決断と調整”の回数を物理的に減らせることこそ、ワンストップサービスの最大の価値です。目先の数千円だけでなく、「自分の時給」と「精神的コスト」も天秤にかけて判断しましょう。
【参照リンク】信頼できる業者の「許可」を確認
「引っ越し」「買取」「処分」には、それぞれ法律に基づいた許可が必要です。これらを持っているかどうかが、信頼できる業者かを見極める最低ラインです。
- 古物商許可(買取)
→中古品を売買するために必須です。 - 一般貨物自動車運送事業許可(引っ越し)
→お金をもらって荷物を運ぶ(トラック輸送)ために必須です。国土交通省:貨物自動車運送事業 - 一般廃棄物収集運搬業許可(家庭ごみの処分)
→家庭から出る「ごみ」を収集・運搬するために必須です。
※注意※
不用品回収業者の多くは、この「一般廃棄物」の許可を持たず、「産業廃棄物」の許可や古物商の「買い取り」という名目で運営しています。自治体の許可がない業者が「処分」を行うことは違法(不法投棄のリスク)になる場合があります。この点は、次の章以降で詳しく解説します。
「手間」と「品質」については分かりました。
でも、一番大事な「お金」の話です。
次の章では、「処分費用」と「買取金額」をどうやって相殺し、損せずお得に終えるか、その具体的なテクニックに迫ります。
【コストと相殺】「処分費用」と「買取金額」の賢い最適化

引っ越しは、本当にお金がかかります。
敷金、礼金、引っ越し代、新しい家具… 数十万円単位で飛んでいきますよね。
だからこそ、
「不用品の処分費用は、1円でも安く抑えたい」
「売れるものは、1円でも高く買い取ってほしい」
これは、引っ越しを控えた私たち全員の、 痛いほど切実な「願い」です。
不用品回収業者に頼む最大のメリットは、 この「マイナス(処分)」と「プラス(買取)」を 一発で「相殺」できる点にあります。
でも、やり方を間違えると、 安くなるどころか、 「全部まとめて頼んだら、逆に高くついた…」 なんてことになりかねません。
そうならないために、「損しない」ためのテクニックと、業者の見抜き方をお伝えします。
あなたが支払うのは「差引支払額」だけ
まず、一番大事なことを言います。
業者が出す見積書は、 「基本料金」「出張費」「処分費(ベッド)」「買取額(冷蔵庫)」… と項目が細かくて、一見複雑に見えます。
でも、惑わされてはいけません。
あなたが最終的に気にするべき数字は、 たった一つ。
「差引支払額(合計金額)」です。
- 処分費用合計
→-15,000円 - 買取金額合計
→+ 5,000円 - 差引支払額
→-10,000円(=1万円の支払い)
これが全てです。
「ベッドの処分費がA社より安い!」
「冷蔵庫の買取額がB社より高い!」
と、個別の項目で一喜一憂しても意味がありません。
トータルで、あなたの財布から出ていくお金が一番少ない(あるいは入ってくるお金が一番多い)業者が、あなたにとっての「正解」です。
損しないための「相殺」テクニック
では、どうすれば「差引支払額」を一番安くできるのか。 それは「見積もり」の段階にかかっています。
テクニック1:「これはゴミ」と自分で判断しない
私の失敗談です。 以前、物置の奥に古いコンポ(オーディオ)がありました。 ホコリだらけだし、音も出るか分からない。 「こんなの、ただのゴミだ。処分費がかかるだけだ」 そう思って、見積もりの際、業者に何も言いませんでした。
結局、引っ越し後に自力で粗大ごみに出しました。
後日、別の業者(たまたまオーディオに強い)のサイトを見たら、 「壊れていてもOK!部品取りで買い取ります!」 と書いてあるのを見つけてしまったんです。
最悪、処分費がかかったかもしれない。 でも、もしかしたら1,000円で売れたかもしれない。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

あなたにとっての「ゴミ」は、業者にとっての「お宝」かもしれません。特に、古いオーディオ、楽器、ゲーム機、工具などは、壊れていても価値がつく場合があります。見積もり時には「これも一応、見てもらえますか?」と、家にある不用品を“全部”見せること。これが相殺を最大化する鉄則です。
テクニック2:「0円回収」の甘いワナに注意
「エアコン、給湯器、なんでも0円で回収します!」 こういう業者、よく見かけますよね。
一見、処分費がかからないからお得に見えます。 でも、冷静に考えてください。 業者がタダで働くわけがありません。
その「0円」は、
- あなたの他の「処分品」(ベッドや棚)の費用に、こっそり上乗せされている。
- 本来なら値段がついたはずの「買取品」(家電など)の査定額が、その分下げられている。
という可能性が非常に高いです。
もちろん、本当に再販ルートが強くて「0円」を実現している優良業者もいます。
大事なのは、「なぜ0円にできるのか」を明確に説明できるかどうかです。
実録!相見積もりで見えた「最終支払額」の差
私が今の家に引っ越す時、3社に相見積もりを取りました。 処分したいのは、ベッド(大)、本棚(中)。 買い取ってほしいのは、3年落ちの冷蔵庫、洗濯機。
A社(処分が安いと評判)
- ベッド処分:8,000円
- 本棚処分:4,000円
- 冷蔵庫買取:3,000円
- 洗濯機買取:1,000円
- 【差引支払額】8,000円の支払い
B社(買取に強いと評判)
- ベッド処分:10,000円
- 本棚処分:5,000円
- 冷蔵庫買取:8,000円
- 洗濯機買取:4,000円
- 【差引支払額】3,000円の支払い
C社(「全部コミコミ」のパック料金)
- 軽トラ積み放題パック(処分・買取すべて込み):5,000円の支払い
さて、どれを選びますか?
- A社は処分費が一番安かった。
- B社は買取額が圧倒的に高かった。
- C社は見積もりがシンプルだった。
個別の項目だけ見てA社を選んでいたら、私は5,000円も損していたことになります。
結局、私は「買取額」がしっかりしていたB社に決めました。 (C社のパックも魅力的でしたが、「本当にこれ以上追加料金はかからないか」が少し不安だったので)
このように、最終的な「差引支払額」だけで比較することが、いかに重要かお分かりいただけたと思います。
「買取」に強い業者の見分け方
では、B社のような「買取に強い」業者をどう見抜けばいいのか。 ポイントは3つです。
- 「古物商許可」をサイトに明記している
- これは大前提です。前章でも触れましたが、中古品を買い取るには、都道府県の公安委員会(警察)の許可が絶対に必要です。 許可番号がサイトの分かりやすい場所(会社概要など)に記載されているか、まず確認しましょう。
- 自社で「リサイクルショップ」を運営している
- 買い取ったモノを、どこで売るか。 業者が自前のお店や、ネットショップ(ヤフオク!ストアなど)を持っている場合、販売ルートが確立されているため、高く買い取れる傾向があります。 逆に、販売ルートを持たない業者は、別のリサイクル業者に横流しするだけなので、当然、買取額は安くなります。
- 「買取品目」が広く、専門的である
- 「なんでも買い取ります!」という業者より、 「家電・家具」はもちろん、「オーディオ」「楽器」「ブランド品」「工具」「骨董品」など、特定の専門ジャンルをアピールしている業者は信頼できます。 それは、**「価値がわかる査定員」**がいる証拠だからです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

見積もり時に、査定員に「これ、なんでこの金額なんですか?」と聞いてみてください。「いやー、なんとなくですね…」と濁す業者はダメ。「このモデルは型が古いですが、この部品に需要があるので〇〇円です」と、明確な理由を説明できる業者は「買取」に強い証拠です。
【参照リンク】悪質な「高額請求」に注意 不用品回収サービスでは、「無料と言われたのに後で高額請求された」「相殺どころか、法外な処分費を取られた」というトラブルが後を絶ちません。
コストと相殺の重要性が分かったところで、 次は「スケジュール」です。
引っ越しは時間との戦い。
「引っ越し当日に、全部まとめて終わらせる」 そんな夢のようなことが可能なのか? 次の章で、その実態とコツを解説します。
【スケジュール効率化】いつ頼むのがベスト? 究極の「1日完結」は可能か

引っ越し準備が佳境に入ると、 スケジュール帳は電話番号と予定で真っ黒になります。
「10日、A社が見積もり」
「12日、B社が査定」
「15日、粗大ごみ(ベッド)搬出」
「18日、引っ越し本番(C社)」
…もう、うんざりですよね。
ただでさえ荷造りで忙しいのに、 なぜこんなに「立ち会い」や「調整」に 時間を奪われないといけないのか。
私が一番ストレスだったのは、 この「日程調整」でした。
失敗談:「別々」に頼んだ時の悲劇
以前、私が「引っ越し業者」と「不用品回収業者」を 別々に頼んだ時の話です。
引っ越しは15日。 「邪魔になるから」と、不用品回収を10日に設定しました。 ベッド、棚、そして冷蔵庫と洗濯機を引き取ってもらいました。
その結果、どうなったか。 引っ越しまでの残り5日間、 私は床に布団を敷いて寝て、 食事はすべて外食かコンビニ。 洗濯はコインランドリーに通うハメになりました。
「安く済ませよう」「効率よくやろう」 と思ったことが、完全な裏目に出たのです。
余計な出費(食費・洗濯代)とストレスが溜まるだけでした。
結論:究極の「1日完結」は可能です
「引っ越し業者(荷運び)」と 「不用品回収業者(処分・買取)」を 別々に呼ぶから、こんな悲劇が起こります。
もし、この2つを「1社」がまとめて引き受けてくれたら?
そう、 究極の「1日完結」は可能です。
これこそ、不用品回収業者に「引っ越し」も含めて ワンストップで頼む最大のメリットです。
当日に「運び出し」と「不用品回収」を同時進行するメリット
想像してみてください。引っ越し当日。
業者のスタッフが来て、
「これは新居に持っていく荷物ですね」
「これは処分するベッドですね」
「この冷蔵庫は買取ですね」
と、その場ですべて仕分け、 「持っていくモノ」と「処分・買取するモノ」を 同時に運び出してくれるのです。
私たち利用者のメリットは計り知れません。
- 立ち会いが「本当に1回」で済む
- これが最大のメリットです。 見積もりの日と、作業当日の「計2回」だけで、 すべてのタスクが完了します。 あなたの貴重な休日を、何度も「立ち会い」で潰す必要がなくなります。
- 冷蔵庫もベッドも「当日まで」使える
- あの5日間の不便な生活とはオサラバです。 朝までベッドで寝て、 朝食で冷蔵庫の残り物を食べ、 引っ越し業者が来たら「はい、これ持っていってください」 と言える。 生活の質(QOL)をギリギリまで維持できるのは、 精神衛生上、本当に大事なことです。
- 旧居の「明け渡し」が超スムーズ
- 引っ越し荷物がなくなった後、 旧居には不用品だけが残る…というのが最悪のパターン。 そこからまた回収業者を手配していたら、 鍵の返却日がどんどんズレ込みます。
当日完結なら、文字通り「1日で空っぽ」にできます。
すぐに掃除して、大家さんに鍵を返せるため、余計な家賃(日割り)を払うリスクも減らせます。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

「ギリギリまで使いたいもの」の線引きは重要です。冷蔵庫、洗濯機、ベッド、カーテン、照明。これらを「いつ手放すか」が、引っ越しのストレスを直結します。ワンストップ業者を選ぶ最大の理由は、「当日までこれらを使えること」にあると言っても過言ではありません。
では、いつ依頼すべきか?(依頼すべき最適なタイミング)
「1日完結」のメリットは分かりました。
では、その「1日」を確実に押さえるために、 私たちはいつ動けばいいのでしょうか?
答えは、「見積もりは早く、本番はギリギリに」です。
STEP1:見積もり依頼(最重要)
- 理想:引っ越し日の「1ヶ月前」
- 最低:引っ越し日の「2週間前」
「まだ荷造りも終わってないのに?」 と思うかもしれません。
でも、これが本当に重要なんです。
理由は2つ。
- 相見積もりを取る時間が必要だから
- 前の章で見たように、「差引支払額」は業者によって数万円単位で変わります。最低2~3社はじっくり比較したいですよね。
- 優良な業者は、すぐに埋まるから
- 「1日完結」のような人気のサービスを提供できる優良業者は、当然ながら予約が殺到します。特に土日祝日は、1ヶ月前でも埋まっていることがあります。
STEP2:作業(本番)の日程
見積もりで信頼できる業者が見つかったら、 作業(本番)の日程を決めます。
- パターンA(ベスト)引っ越し当日
- 業者に「引っ越し作業」と「不用品回収作業」を同日にやってもらいます。これが最強の「1日完結」です。 (※業者によっては「引っ越しは午前」「回収は午後」と時間をずらす場合もあります)
- パターンB(次善):引っ越し前日
- 「当日は荷運びだけに集中したい」という場合や、業者のトラックの都合(引っ越し用と回収用が別)で、前日に設定するパターンです。 これでも、冷蔵庫やベッドは前日の夜まで使えるので、ストレスは最小限で済みます。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

3月、4月、9月の引っ越しシーズンは、このスケジュールが全く通用しないと思ってください。業者は「1分1秒でも早くトラックを回したい」状態です。「1日完結」のような手間のかかる(ように見える)案件は、後回しにされるか、足元を見られて高額な料金を提示されがちです。もしこの時期に引っ越すなら、2ヶ月前には動き出してください。
【参照リンク】引っ越しサービスに関するトラブル スケジュール調整がうまくいかないと、「言った・言わない」のトラブルにもなりがちです。消費者として、どんなトラブルが起きやすいのか知っておくことも重要です。
スケジュールが決まれば、 あとは「何を捨てるか」「何が売れるか」の仕分けです。
でも、この「仕分け」がまた面倒くさい… 次の章では、この面倒な作業を「丸投げ」する方法を解説します。
【対応範囲の柔軟性】「これもOK?」面倒な仕分けを丸投げする方法

引っ越しの荷造りで、一番「思考停止」する瞬間。
それは、目の前にあるモノが「ゴミなのか、価値があるモノなのか」を判断しないといけない時です。
「この使いかけの化粧品、どうする?」
「このホコリかぶった健康器具、売れる?」
「この大量の古い雑誌と、謎のケーブル類…」
もう、考えたくない。仕分けること自体が、とてつもないストレス。
これを、誰かが「はい、これはゴミ!」「はい、これ100円!」と、 全部決めてくれたら、どんなに楽か…。
その「面倒くさい」を丸ごと引き受けてくれるのが、 不用品回収業者の「柔軟性」です。
「ゴミか価値あるモノか」プロの目で判断してもらう
私たちの「仕分け」は、だいたい間違っています。
- 思い入れが強すぎて「まだ使えるはず」と、ゴミを溜め込む。
- 価値が分からず「どうせゴミだ」と、お宝を捨ててしまう。
この判断疲れをなくすため、 私が実践しているのは「仕分けの丸投げ」です。
私の体験談:「壊れたアンプ」が売れた日
以前の引っ越しで、物置から壊れた古いギターアンプが出てきました。 音は出ないし、デカくて重い。 「うわ、最悪だ。粗大ごみで2,000円はかかるな…」 処分費が上がるのが嫌で、見積もりに来た業者さんに見えないよう隠そうとしたくらいです。
でも、意を決して聞いてみました。 「すみません…こんな壊れたアンプも、引き取れますか?」
すると、業者さんはアンプの型番を見るなり、 「あ!これ、いい型ですね!壊れてても、部品取りで需要あるんですよ。 1,500円で買い取れます!」
……え? 処分費-2,000円だと思っていたモノが、 +1,500円になった。 その差、3,500円。
この時、お金以上に嬉しかったのは、 「自分の“ゴミ”という判断が、間違っていた」 という衝撃と、 「面倒な仕分けをしなくていいんだ!」 という解放感でした。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

あなたの仕事は「仕分け」ではありません。あなたの仕事は「新居に持っていかないモノ」を一つの場所に集めておくこと。それだけです。「これはゴミ」「これは売れる」と判断するのは、業者の仕事。その判断料も含めて、あなたは見積もりを依頼しているのです。
他社で断られたモノも引き取ってもらえるか?
引っ越しで一番困るのが、 「これはウチでは引き取れません」 と、業者や自治体に「断られた」モノです。
- リサイクルショップに断られたモノ
- 「IKEAやニトリの組み立て家具は、中古で売れないのでNG」
- 「製造から7年以上経った家電は、買い取れません」
- 自治体に断られたモノ
- 「土、砂、ブロック、タイヤは収集できません」
- 「事業系のゴミ(PCなど)はダメです」
これらが家にあると、引っ越し作業は完全にストップします。
でも、不用品回収業者は、これらの「行き場のないモノ」を引き取れるのが強みです。
なぜなら、彼らは「販売ルート」が多様だからです。
- 国内で再販
※リサイクルショップと同じ - 海外(主に東南アジア)へ輸出
※日本では売れない古い家具・家電・雑貨でも、海外では大人気 - 金属・資源として再利用
※スクラップ - 専門業者への橋渡し
私の体験談:「ニトリのソファ」の行方
以前、リサイクルショップに「ニトリのソファベッド」の査定を頼んだら、 「すみません、ニトリさんはちょっと…」と、 申し訳なさそうに断られたことがあります。 (※注:すべての業者がそうとは限りません)
粗大ごみで出すしかないか…と思っていたところ、 見積もりに来た不用品回収業者は、こう言いました。
「あ、これですね。国内だと売れないんですが、海外輸出のコンテナにちょうど載せられるんで、処分費はかかりますけど、通常より安い500円で持っていきますよ!」
国内の物差しで「価値ゼロ」と判断されたモノが、 別のルートで「価値あり」と判断された瞬間でした。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

見積もり時に「他社で断られたモノ」や「処分方法が不明なモノ」(例えば、使いかけのペンキ缶や、少量の土など)を、あえて真っ先に聞いてみてください。「あ、それは〇〇円ですね」「それは法律上こうなので、こうしましょう」と即答できる業者は、経験とルートが豊富な「優良業者」である可能性が非常に高いです。
【参照リンク】自治体が収集できない「適正処理困難物」 自治体(市町村)が「収集できないごみ」として定めているものがあります。これらも、専門の許可を持つ不用品回収業者なら対応できる場合があります。
- (例)横浜市:市で収集しないもの
- (例)大阪市:市が収集しないもの
- 経済産業省:パソコンリサイクルについて(PCも自治体では収集しません)
ここまで、不用品回収業者に「ワンストップ」で頼む メリット(手間、コスト、スケジュール、柔軟性)を 徹底的に解説してきました。
最後に、これらすべてを踏まえて、 「じゃあ、結局どうやって優良な業者を選べばいいの?」 という、一番大事な結論をお話しします。
まとめ:賢く業者を選び、ストレスゼロの引っ越しを実現するために
ここまで、不用品回収業者に「引っ越し・処分・買取」を ワンストップで任せることの 圧倒的なメリット(手間、コスト、スケジュール、柔軟性)を お伝えしてきました。
「窓口一本化」は、 引っ越しというカオスな状況において、 私たちの時間と気力を守ってくれる、 最強の「時短・ストレスフリー術」です。
しかし、です。
これだけはハッキリ言わなければなりません。
「不用品回収業者」という業界は、 残念ながら、優良業者と悪質業者の「差」が、 最も激しい業界の一つです。
「全部まとめて」という便利さの裏には、 「全部まとめて、よく分からないまま高額請求される」 というリスクが、常に潜んでいます。
私たちが目指すのは、 「ただ楽をする」ことではありません。 「適正な価格」で「賢く」、 ストレスゼロの引っ越しを実現することです。
そのために、あなたが最後に行うべき 「優良業者」を見抜くための最終チェックリストを、 私の経験も踏まえてお伝えします。
賢く業者を選ぶための「最終チェックリスト」
この4つを、必ず実行してください。
一つでも欠けたら、その業者は選んではいけません。
1.「許可証」をサイトで確認しましたか?
これが無い業者は、スタートラインにすら立っていません。
最低限、以下の2つ(できれば3つ)が、 サイトの会社概要ページに「番号付きで」 明記されているか確認してください。
- 古物商許可番号
=「買取」に必須 - 一般貨物自動車運送事業許可
=「引っ越し」に必須 - (あれば最強) 一般廃棄物収集運搬業許可
=「家庭ごみ処分」に必須。自治体の許可なので、持っている業者は非常に少ないですが、信頼性は抜群
2.「相見積もり」を最低2社以上取りましたか?
面倒くさがって、絶対に1社で決めてはいけません。
これは、私が前の章で体験談として書いた通りです。
- A社:8,000円の支払い
- B社:3,000円の支払い
- C社:5,000円の支払い
電話1本、立ち会い1回の手間を惜しむだけで、 平気で5,000円、10,000円を損します。
必ず2社以上を呼び、最終的な「差引支払額」を比較してください。
3.見積書は「明細」が分かれていますか?
「全部コミコミで〇〇円です!」 この見積もりを出す業者が、一番危険です。
優良な業者は、 「処分品(ベッドなど)で、マイナス〇〇円」 「買取品(冷蔵庫など)で、プラス〇〇円」 「よって、お客様の支払いは(あるいは、お戻しは)〇〇円です」 と、「処分」と「買取」の明細を分けて提示してくれます。
何にいくらかかっているのかを隠す業者を、 信用してはいけません。
4.担当者の「説明」はクリアでしたか?
これも重要です。
「これは、なぜ買い取れないんですか?」
「この処分費は、なぜこんなに高いんですか?」
こう聞いた時、 「いやー、決まりなんで…」と濁す担当者ではなく、
「これは〇〇という理由で国内で売れず、処分費用がかかるんです」
「この家電は型番が〇〇で、相場が〇〇円だからです」
と、素人にも分かる言葉で、明確に説明できるか。
その担当者の「誠実さ」と「知識」が、 会社の質そのものです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

見積もりは「価格」を見るためだけのものではありません。それは「会社をテストする」ための最高の機会です。無料で見積もりに来てもらうのですから、徹底的に質問してください。その対応が雑だったり、質問をはぐらかしたりする業者は、作業当日も雑です。その場で断る勇気を持ちましょう。
「無料」という言葉だけは、絶対に信じるな
最後に。 あなたのストレスをゼロにするどころか、 どん底に突き落とす悪質業者の「典型的な手口」だけ、 覚えておいてください。
- 街中を「無料で回収します」と巡回している軽トラック
→絶対に声をかけてはいけません。積み込んだ後で高額請求される典型です - 会社の住所や許可番号がサイトにない
- 「今決めてくれたら」と、契約をやたらと急がせる
これらに当てはまったら、 どんなに安くても、すぐに逃げてください。
【参照リンク】絶対に「違法業者」に依頼しないために あなたの不用品が不法投棄されれば、それは環境破壊に加担したことになります。「安いから」という理由だけで業者を選ぶことのリスクを、改めて確認してください。
引っ越しは、面倒な「終わり」ではありません。 新しい生活への「始まり」です。
そのスタートラインで、 業者選びのストレスや金銭トラブルに 足を引っ張られるのは、本当にもったいない。
この記事でお伝えした「業者の見抜き方」を武器に、 あなたの手間とストレスを最小限にしてくれる 「最高のパートナー(不用品回収業者)」を見つけ出し、 ストレスゼロの引っ越しを実現してください。






