
編集長
私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!
この記事がおすすめな人
- 引越しが終わったばかりで、部屋が段ボールの山になっている
- 大量の段ボールを「今すぐ」「一番ラクに」処分したい
- 処分にお金を「かけたくない」(でも方法がわからない)
- 処分にお金を「かけてもいい」(から今すぐ消してほしい)
- 引越したばかりで、新しい家のゴミ出しルールがわからない
この記事でわかること
- あなたの状況に合わせた「4つの最適な処分方法」
- 【有料】不用品回収業者の料金相場と即日対応の可否
- 【無料?】引越し業者の回収サービスの「期限」と「条件」
- 【無料】自治体(資源ごみ)の正しい縛り方とガムテープの処理
- 【裏ワザ】ジモティーで「縛らず・運ばず」0円で処分する方法
1. 民間の不用品回収業者に依頼する

引越し、本当にお疲れ様でした。
荷解きが終わった部屋を見渡すと、そこには大量の段ボールの山、山、山…。
「やっと終わったのに、今度はコレか…」
自治体の回収日はまだ先。 引越し業者もすぐには来てくれない。
でも、この段ボールが今すぐ邪魔。
新生活のスタートを、こんな薄汚れた山に邪魔されたくない。
わかります。私もそうでした。 引越しで疲れ果てた体で、これを縛って、運んで…なんて考えただけで絶望しますよね。
そんな「待てない」「今すぐ何とかしたい」という時の最終手段、それが民間の不用品回収業者です。
お金はかかります。 でも、それは「新生活の快適なスタート」と「あなたの貴重な時間」を買うためのお金です。
ここでは、私が実際に業者を使った経験も踏まえ、「業者に頼む」と決めたあなたが知りたい情報をすべてお伝えします。
どんな業者がいる?(古紙回収 vs 不用品回収)
まず、「段ボール 処分 業者」と調べると、大きく2種類の業者がヒットします。
- 古紙回収業者
- 専門:新聞、雑誌、段ボールなどの「古紙」
- 特徴:基本、段ボールだけを引き取る。
- 不用品回収業者
- 専門:家具、家電、ゴミなど「なんでも」
- 特徴:段ボールも引き取る。
あなたが捨てたいものが「純粋な段ボールだけ」なら、古紙回収業者のほうが安く済む可能性があります。
しかし、引越し後はどうでしょう? 段ボール以外にも、「新居に持ってきたけど、やっぱり要らない」と感じた古いカラーボックスや、壊れた扇風機、大量の発泡スチロールなど、面倒なゴミが出ませんか?
私は、段ボール50箱に加え、微妙に壊れたスーツケースと古い布団も一緒に捨てたかったので、迷わず不用品回収業者を選びました。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

業者選びは「何を一番解決したいか」で決まります。「とにかく安く段ボールだけ」なら古紙回収。「ゴミもまとめて今すぐスッキリ」なら不用品回収、と目的をハッキリさせましょう。
「即日対応」は可能か?
これが一番気になるところですよね。
結論から言うと、可能な業者は多いです。
私も「もう我慢ならん!」と平日の午前中に電話したところ、「今日の午後3時なら伺えますよ」とあっさり言われました。
ただし、これは引越しシーズン(3〜4月)や土日を避けた平日だったから、という面もあります。
- 平日の午前中
→即日対応OKの確率が高い。 - 土日・祝日・引越しシーズン
→予約が埋まっている可能性あり。
「今すぐ!」と思ったら、1社だけでなく2〜3社に電話して「今日、来れますか?」と聞いてみるのが確実です。
即日対応を実現したい方はこちらの記事をご覧ください
部屋まで引き取りに来てくれるか?
もちろんです。 というか、これこそが業者に頼む最大のメリットです。
私はエレベーターなしの3階に引っ越したのですが、電話でその旨を伝えると「まったく問題ありません」と心強い返事。
当日は、私が玄関先で呆然と眺めている前を、スタッフの方が「よいしょ!」と段ボールの束を抱えて何度も往復し、あっという間に運び出してくれました。
あの「自分は何もせず、ただ見ているだけで邪魔なものが消えていく」光景は、お金を払う価値が十分にある、ちょっとした感動体験でした。
料金相場は?(パック料金 vs 重さ)
さて、肝心のお金の話です。
料金体系は業者によって違いますが、主にこの2パターンです。
- 重量(kg)での計算
- 古紙回収業者に多いパターン。
- 「段ボール1kgあたり〇円」で計算されます。
- 相場:1kgあたり10円〜50円程度。
- これに「出張費」が加算されることが多いです。
- パック料金(積み放題)
- 不用品回収業者に多いパターン。
- 「軽トラ1台に積み放題で〇円」という料金体系です。
- 相場:1万円〜2万5千円程度。
- メリット:段ボール以外のゴミ(家具など)も一緒に積める。
私の場合、段ボール50箱+スーツケース+布団で「軽トラ積み放題プラン」を使い、約1万5千円でした。
これを高いと見るか、安いと見るか。
自治体の粗大ごみ(スーツケースと布団)の手続きをする手間、段ボールを縛って何度もゴミ捨て場に運ぶ労力、そして何より「スッキリした部屋」が即座に手に入ったことを考えれば、私は「安かった」と思っています。
「無料回収」業者の注意点(違法業者・高額請求)
ここで、一番注意してほしいことがあります。
それは「無料回収」を謳う業者です。
特に、ポストに入っているチラシや、街中をトラックで巡回している業者には警戒してください。
「無料だと思って頼んだら、トラックに積んだ後で『出張費』『運搬費』として高額な料金を請求された」 「『無料なのは段ボールだけ』と言われ、一緒に頼んだゴミに法外な値段をつけられた」
こうしたトラブルは、残念ながら後を絶ちません。
そもそも、家庭のゴミを「運搬」するには、自治体の「一般廃棄物処理業」の許可が必要です。この許可を持たずに営業している業者は違法です。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

業者のホームページを見て、「会社概要(住所・電話番号)」がしっかり書かれているか、そして「一般廃棄物処理業許可 第〇〇号」または「古物商許可 第〇〇号」の記載があるかを確認してください。不安なら、電話口で「許可はお持ちですか?」とハッキリ聞きましょう。
【参照リンク】環境省:廃棄物の適正な処理について (※無許可の回収業者の利用について、国も注意を呼びかけています)
事前準備は必要?(縛る、畳むなど)
「業者を呼ぶにしても、やっぱり縛らないとダメ…?」
もう、その気力すら残っていないですよね。
これも業者によりますが、私が頼んだ不用品回収業者は 「あ、そのままで大丈夫ですよ! 畳んでもらえてるだけで助かります!」 とのことでした。
- 不用品回収業者
→そのまま積んでくれることが多い(縛る必要なし)。 - 古紙回収業者
→資源として扱うため、縛っておくよう指示される場合がある。
電話見積もりの際に、「段ボール、縛ったほうがいいですか?」と一言確認しておくとスムーズです。
私はガムテープを剥がすことすらせず、畳んで重ねておいただけでした。
段ボール以外の引越しゴミも一緒に処分できるか?
これこそ、不用品回収業者に頼む最大のメリットです。
引越しをすると、なぜか出てくる「謎のゴミ」。
- 引越しで役目を終えた古いすのこ
- 解体したカラーボックス
- 微妙に欠けた食器
- 大量の発泡スチロール
これらを自治体のルールで分別するのは本当に面倒です。
不用品回収業者なら、これらも「全部まとめて持っていきますよ!」と言ってくれます。
段ボールの山が消えるのと同時に、部屋の隅に溜まっていた「面倒なゴミ」まで一掃できる。
この「一網打尽にできる爽快感」は、引越し直後の疲れた心に本当に沁みます。
2. 引越し業者に回収してもらう

引越し作業中、テキパキと荷物を運んでくれた作業員さんたち。 部屋に段ボールを積み上げ、嵐のように去っていった後、ふとこう思いませんでしたか?
「この段ボール、引越し屋さんのロゴが入ってる。 これ、持って帰ってくれるのがスジなんじゃないの?」
そう、あなたが契約した引越し業者自身に回収してもらう。
これは、不用品回収業者(第1章)を頼む前に、まず検討すべき「王道」とも言える選択肢です。
なにせ、引越し料金という(安くはない)お金をすでに払っているのですから。 「サービスの一環として、当然やってくれるはず」という期待は、もっともです。
ただし、この「王道」には、私が実際に「あちゃー!」となった落とし穴がいくつかありました。 あなたが私と同じ失敗をしないよう、知っておくべき「期限」と「条件」を徹底的に解説します。
利用した業者の回収サービスの有無(サカイ、アート、日通など)
まず大前提。
「そもそも、そんなサービスあるの?」という疑問ですが、
答え:はい、ほとんどの大手業者は「やっています」。
サカイ引越センター、アート引越センター(0123)、日本通運など、名前を聞いたことがある大手なら、まず間違いなく「引越し後の段ボール回収サービス」がプランに含まれています。
これは、他社との競争上、「うちは回収までやってこそ、引越し完了です」というアピールポイントになっているからです。
問題は、そのサービス内容が「あなたの期待」と合っているか、です。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

このサービスは「契約書」に必ず記載されています。「アフターサービス」や「資材回収」といった項目を探してください。引越し前に確認するのがベストですが、引越し後でも、契約書や見積書を今すぐ引っ張り出して確認しましょう。
回収可能な期限(引越し後いつまで?)
ここが最大の落とし穴です。
私もここで見事にコケました。
「まあ、荷解きが全部終わってから、ゆっくり頼めばいいや」 そう思ってダラダラと片付けをしていた私。 引越しから1ヶ月半ほど経ち、ようやく電話をすると、信じられない言葉が返ってきました。
「お客様、回収サービスは引越し後1ヶ月以内となっております…」
ガーン。終わった。 あの大量の段ボールを、無料ですべて引き取ってもらえる「黄金の権利」を、私は自らドブに捨てたのです。
業者の「回収期限」は、驚くほどシビアです。
- 一般的な期限:引越し後1ヶ月〜3ヶ月以内
- 短い業者:2週間以内
- 親切な業者:期限なし(ただし稀)
「いつでもOK」では決してありません。業者は「引越し」という業務を完了させたら、あなたのアフターサービスも早めに完了させたいのです。
新生活の片付けは後回しにしがちですが、段ボール回収の申し込みだけは「最優先事項」として、引越し後すぐにでも済ませてしまいましょう。
料金は無料か、有料か
次に気になるのがお金。
期限内であれば、「無料」であることがほとんどです。
ただし、これも条件付きの「無料」です。
- 「1回のみ」無料
- 最も多いパターン。「2回目以降は有料(例:3,000円)」となります。
- 「とりあえず半分だけ持っていってもらおう」はNG。すべての荷解きが終わってから、一撃で勝負を決める必要があります。
- プランによる
- 「節約プラン」のような安い契約だと、そもそも回収サービスが「有料オプション」になっていることも。
私の「1ヶ月期限切れ」の失敗は、つまり「無料」の権利を「有料」に(しかも業者には頼めない状態に)してしまった、最悪のパターンでした。
申し込み手続きの方法(電話、ネット予約)
では、どうやって申し込むのか? これは業者によって異なりますが、主に2パターンです。
- 電話
- 引越し当日に渡された「完了確認書」や契約書に書いてある、担当支店・営業所の電話番号にかけるのが一番早いです。
- 代表コールセンターにかけると、たらい回しにされる可能性があります。
- 必須なもの:「お客様番号」や「見積書番号」
- ネット予約(会員ページ)
- 最近の大手業者は、引越し専用の「マイページ」を用意していることが多いです。
- そこから「段ボール回収依頼」のボタンを押すだけ。24時間申し込めるので、これが一番ラクです。
いずれにせよ、引越し時の書類(契約書)がどこにあるか、今すぐ確認してください。そこに、あなたが取るべきアクションがすべて書かれています。
回収の条件(自社段ボールのみ? 他社OK? 回収回数)
さて、無事に期限内に申し込みができたとしましょう。 ここで、最後の「条件」が立ちはだかります。
「回収は1回限り」というのは先ほどお伝えしましたが、もう一つ、非常に重要な条件があります。
それは、「回収できるのは、ウチのロゴが入った段ボールだけです」というルールです。
引越しを思い返してください。
確かに、引越し業者がくれた段ボール(例:パンダの絵柄)を使いました。でも、それだけで足りましたか?
おそらく、Amazon、楽天、ZOZO、スーパーでもらってきたリンゴの箱など、「他社の段ボール」も大量にあるはずです。
私が(期限切れの前に)業者に確認した時も、 「サカイの箱は全部持っていきますよ! あ、Amazonの箱は、お客様ご自身で資源ごみに出してくださいね」 とハッキリ言われました。
つまり、
- 引越し業者の箱
→持っていってくれる(ラク) - それ以外の箱
→結局、自分で処分(面倒)
この「分別」が必要だと知った時、「引越し業者に頼むの、思ったより万能じゃないな…」と少しガッカリしたのを覚えています。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

もし「他社の段ボール」のほうが多い場合、引越し業者に頼むメリットは半減します。業者に回収してもらう分と、自分で自治体に出す分を「仕分ける」手間が発生するからです。それならいっそ、次の第3章で解説する「自治体の資源ごみ」として、全量を一度に出すほうがラクかもしれません。
3. 自治体の資源ごみとして出す

第1章、第2章で紹介した「業者」に頼む方法は、いわば「お金」や「権利」で解決する道でした。
ですが、私のように「回収期限(1ヶ月)を逃した!」とか「業者のロゴ入り段ボール以外(Amazonの箱)が多すぎる!」、あるいは単純に「引越しでお金使いすぎた!1円も払いたくない!」という場合。
私たちが取るべき行動は、ただ一つ。
「自治体のルールに従い、資源ごみとして無料で出す」です。
これは、この国に住む全員に与えられた公平な権利であり、そして「義務」でもあります。
…と、カッコよく言いましたが、引越してきたばかりの私には最大の壁が立ちはだかっていました。
「こ、ここのルールが、一切わからない…」
そう。新しい街の、新しいゴミ捨て場。
- いつ、どこに、どうやって出せばいいのか?
- あの大量の山(50箱)を一度に出したら、ご近所さんから白い目で見られないか?
この章は、引越し直後の「よそ者」である私たちが、新しいコミュニティの「一員」として受け入れられるための、最も重要で、最も基本的な作法のお話です。
新しい家の「回収日」「時間」「場所」の確認方法
まず、何よりも先に確認すること。これが無いと始まりません。
- いつ?
例:毎週水曜日? 第1・第3木曜日? - 何時まで?
例:朝8時まで? - どこに?
例:あの電柱の下? マンション専用のゴミ庫?
この「正解」を知る方法は、主に3つです。
- 最強の答え:「自治体の公式ウェブサイト」
- 「(あなたが引っ越した市区町村名) 段ボール ゴミ」 これで検索してください。100%、公式ページがヒットします。 PDFで「資源・ごみ収集カレンダー」がダウンロードできるはずです。これこそが、この街の「法律」です。
- 物理的な答え:「紙のカレンダー」
- 役所への転入届の際、緑色の窓口などで「ごみの分別カレンダーください」と言えば、もらえます。(私はこれでした) また、不動産屋(管理会社)が契約時に入居セットとして渡してくれていることもあります。あのペラペラの紙、冷蔵庫に貼るアレです。
- アナログな答え:「大家さん・管理会社に聞く」
- 特に「どこに出すか」は、サイトを見ても「地域のごみステーションへ」としか書いていないことがあります。 マンションやアパートの場合、専用のゴミ置き場が指定されていることがほとんど。 「すみません、引越してきた者ですが、段ボールはどこに出せば…?」と電話一本で聞くのが一番確実です。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

最近は、自治体公式の「ごみ分別アプリ」があることも多いです。アラーム機能で「明日は段ボールの日です」と教えてくれる超便利アイテム。自分の街の名前でアプリストアを検索してみてください。これは本当にマストです。
一度に出せる量の上限
さて、回収日が「明日の朝」だと判明したとします。 目の前には、あなたの背丈ほどもある段ボールの山。
「これ、全部一気に出していいの…?」
その不安、痛いほどわかります。
結論から言うと、「資源ごみ(段ボール)に関して、一度に出せる量の上限を設けている自治体は、ほとんど無い」です。
ただし、これは「何をしてもいい」という意味ではありません。
「常識の範囲で」という暗黙のルールがあります。
私の場合、約50箱ありましたが、さすがに一度に全部出すのは気が引けました。ごみ捨て場が私の段ボールだけで埋め尽くされ、他の住民の方が捨てられなくなるのが目に見えていたからです。
そこで、私は「3回」に分けました。
(回収日が週1回だったので、全部出し終わるのに3週間かかりましたが…)
引越しは「一時的に大量のゴミが出る」特別な事情です。
もし一度に出す場合でも、ごみ捨て場の端に、他の人の邪魔にならないようコンパクトに積み重ねる「配慮」が、新しいご近所付き合いの第一歩です。
正しい段ボールの縛り方(紐の種類は?)
これが一番の肉体労働です。 どうやって縛るか。そして、何で縛るか。
まず、絶対にNGな紐(ひも)があります。それは「ビニール紐」です。
理由は、段ボールは紙(パルプ)としてリサイクルされますが、ビニール紐は「異物」だから。リサイクル工場で、結局人の手でこれを取り除く手間が発生してしまいます。
では、何が正解か?
「紙紐(かみひも)」または「麻紐(あさひも)」です。
これらは段ボールと一緒にリサイクル(あるいは処理)できるため、推奨されています。100円ショップやホームセンターで必ず売っています。
縛り方は、運んでいる途中で崩壊しなければOKですが、基本は「十字縛り」です。
あまりに大量の束にすると重すぎて持てませんし、収集作業員の方も大変です。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

この「紙紐」、引越し前に買うべきアイテム断トツ1位です。引越し後に「あ、紙紐ない!」と気づいても、部屋は段ボールだらけで買いに行く気力も起きません。引越し準備の段階で、ガムテープと一緒に買っておきましょう。
必要な事前処理(ガムテープは剥がす?)
段ボールを畳んだら、縛る前にやることがあります。
- ガムテープ(布・ビニール製):必ず剥がす
- これもビニール紐と同じで、リサイクルの「異物」です。面倒ですが、ビリビリと剥がしてください。 (※クラフトテープ(紙製)はそのままで良いとする自治体もありますが、迷ったら剥がすのが無難です)
- 伝票(送り状):必ず剥がす
- Amazonなど通販の箱に貼ってある、あなたの「個人情報」がベッタリ書かれたシールです。 これを他人に晒したまま捨てるのは、あまりに危険。すべて剥がすか、黒いマジックで完全に塗りつぶしてください。
夜、新居のリビングで、無心になって段ボールからガムテープを剥がす作業。私はこれをやりましたが、「自分は何をやっているんだろう…」という虚無感に襲われました。 この手間を省くために、業者は存在するのだな、と痛感した瞬間です。
何束かに分けるべきか?
先ほどの「量」の話にも通じますが、「大人が一人で、無理なく片手で持てる重さと大きさ」 これが一つの目安です。
具体的には、「段ボール5枚〜10枚程度を、1束にする」 のが良いでしょう。
これを何束も作るのは骨が折れますが、小さく分けることには3つのメリットがあります。
- あなたがゴミ捨て場まで運びやすい
- 収集作業員の方がトラックに積みやすい
- ゴミ捨て場を「一箇所に山積み」にせず、省スペースに置ける
無料(税金)でやってもらう以上、この「一手間」をかけるのが、社会人としてのマナーです。
【参照リンク】お住まいの地域のリサイクルルール確認 自治体ごとのルールを検索できるポータルサイトは多くありませんが、まずはご自身の「市区町村名+ごみ分別」で検索が確実です。 (例)環境省:わたしのまちのリサイクル(※あくまで一般的な啓発情報)
4. 売る・譲る(フリマアプリ・ジモティー)
第3章で、自治体のルールに従って段ボールを縛り、ガムテープを剥がす、あの一連の作業をご紹介しました。
私もやりました。
夜な夜な、新居のリビングで、ビリビリとガムテープを剥がしながら畳んでいた時、ふと思ったんです。
「この段ボール、引越し業者のやつだから、すごく丈夫だ」
「サイズも揃ってるし、まだ全然キレイ」
「これ…捨てるの、もったいなくない?」
そうです。あの面倒な作業はすべて「捨てる(リサイクルする)」ためのもの。
でも、もし「リユース(再利用)」できるなら?
引越しでカツカツになった財布。
「これが、少しでもお金になったら…」
「あるいは、無料で誰かが持っていってくれるなら、縛る手間も、回収日を待つストレスも無くなるのでは?」
この章は、そんな「賢い消費者」でありたい私(あなた)が、最後にたどり着く「第4の道」のお話です。
引越し後の段ボールは売れるか?
結論から言います。
「売れます。ただし、利益を出すのはほぼ不可能です」
「え、どういうこと?」と思いますよね。
まず、引越し後の段ボール(特に業者の丈夫なもの)や、キレイなAmazonの箱を欲しがる人は、確実に存在します。
- これから引越しをしようとしている人
- フリマアプリで大きな商品を発送したい人
彼らにとって、丈夫な段ボールは「買うと高い」ので、中古でも欲しいのです。
問題は、お金の流れ。
特に「メルカリ」などのフリマアプリで売ろうとすると、「送料」という巨大な壁が立ちはだかります。
段ボールは「軽いけど、かさばる」の典型です。 例えば、20箱をまとめて送ろうとすると、サイズは「160サイズ」を余裕で超えます。 送料は安くても2,000円〜3,000円。
もし、あなたが「段ボール20枚セット 1,500円」で出品しても、送料を引いたら「赤字」です。
私も「お、売れるかも!」とメルカリで相場を調べ、送料を計算して「…だめだ、これ」と5分で諦めました。
おすすめのアプリ(メルカリ vs ジモティー)
では、どうすればいいのか? ここで、アプリの使い分けが重要になります。
- メルカリ(やラクマなど)
- 目的: お金(利益)が欲しい人向け
- 段ボール処分: ×(不向き)。送料で赤字になる。
- ジモティー(地域の掲示板)
- 目的: 不要なモノを「譲りたい」人向け
- 段ボール処分: ◎(最適解)
私がたどり着いた結論は、これでした。
「お金(売上)を狙うのは諦める」
「その代わり、処分にかかる一切の手間と時間をゼロにする」
ジモティーなら、 「引越し用段ボール 約30枚。自宅(または近所のコンビニ)まで取りに来てくれる方限定。0円で譲ります」 という募集が可能です。
これなら、送料は0円。
あなたは、あの面倒な「ガムテープ剥がし」も「紙紐での十字縛り」も「回収日の朝を待つ」必要もありません。
畳んで玄関先に重ねておき、約束の時間に引き取り手に「どうぞー」と渡すだけ。 あの労力をすべてショートカットできるのです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

あなたの目的をハッキリさせましょう。「1円でもお金にしたい」なら、残念ながら段ボール処分は諦めてください。「縛る手間なく、今すぐ0円で処分したい」なら、ジモティーは最強のツールになります。
料金相場と取引の注意点
ジモティーを使うと決めたら、次は「どう募集するか」です。
- 料金相場
- 迷わず「0円」に設定してください。
- 「100円」とか「500円」とか色気を出した瞬間、引き取り手が見つかる確率は激減します。あなたの目的は「お金儲け」ではなく「無料処分」のはずです。
- 取引の注意点(最重要)
- ジモティーは、見知らぬ個人が「あなたの家」まで来ます。
- 引っ越したばかりの新しい住所を、安易に教えてはいけません。
- 絶対に「家の中」には入れないでください。
私のおすすめは、
「〇〇マンションのエントランスで」
「家の前までは来ず、近所の〇〇コンビニの駐車場で」
と、自宅から少し離れた、人目のある場所を指定することです。
私は、マンションの下の駐輪場まで自分で運び、そこで「ありがとうございます助かります!」「いえいえこちらこそ!」と世間話もそこそこに、爽やかに渡して終わらせました。
相手も「無料で資材が手に入ってラッキー」、 こちらも「面倒な作業ゼロで処分できてラッキー」。
これぞWin-Winです。
緩衝材(プチプチ)なども一緒に売れるか?
これも「売る(メルカリ)」のは送料で無理ですが、 「0円で譲る(ジモティー)」なら、むしろ大歓迎されます。
引越しを控えた人は、段ボールだけでなく、食器を包む「プチプチ(緩衝材)」や「キレイな新聞紙(や梱包紙)」も大量に必要としています。
捨てる側からしても、プチプチや発泡スロールは「これ、何ゴミ…?」と分別に迷う面倒なアイテム。
募集タイトルを 「引越し資材一式セット(段ボール・プチプチ)0円で譲ります」 とすれば、引き取り手が見つかるスピードは格段に上がります。
引越しで役目を終えたガムテープの残り、布団袋なども「おまけ」でつけると、最強の引越し0円セットが完成します。 あなたの「面倒なゴミ」が、誰かの「必要なモノ」に変わる瞬間です。
【参照リンク】国民生活センター:個人間取引(CtoC)のトラブル (※ジモティーなどの個人間取引を利用する際は、こうしたトラブル事例にも目を通し、自己防衛の意識を持つことが大切です)
引っ越し段ボール処分 よくある質問(Q&A)
Q1: 引っ越し後、一番ラクな処分方法はどれですか?
A: ラクさの定義によりますが、2パターンあります。
- 「お金をかけずにラク」したい場合
- 引越し業者に回収してもらう(第2章)のがベストです。ただし、「引越し後1ヶ月以内」などの期限や「自社ロゴの箱のみ」という条件があります。今すぐ契約書を確認してください。
- 「手間をかけずにラク」したい場合
- 民間の不用品回収業者(第1章)が最強です。お金(1万〜2万円程度)はかかりますが、「即日対応」「部屋まで引き取り」「他のゴミも一緒OK」と、あなたの手間は一切ありません。
Q2: とにかく1円もお金をかけずに処分したいです。
A: 「自治体の資源ごみ」(第3章)として出しましょう。
引越したばかりでルールが分からない場合は、すぐに「(市区町村名) ごみ 分別」で検索し、回収日、場所、出し方(縛り方)を確認してください。これが基本であり、最も確実な無料の方法です。
Q3: 段ボールが50箱以上あります。一度に資源ごみに出してもいいですか?
A: ルール上は「上限なし」の自治体がほとんど
ですが、ご近所への配慮として、2〜3回に分けて出すことを強くおすすめします。 ごみ捨て場があなたの段ボールで埋まると、他の人が捨てられず、引越し早々トラブルの原因になりかねません。
Q4: 段ボールを縛る紐は、なんでもいいですか?
A: よくありません。「ビニール紐」は絶対に使わないでください。
ビニールはリサイクルの邪魔になります。 必ず、100円ショップなどで売っている「紙紐(かみひも)」か「麻紐(あさひも)」を使いましょう。
Q5: ガムテープは剥がさないとダメですか?
A: はい、剥がしてください。
ガムテープ(布製・ビニール製)もリサイクルの異物です。面倒ですが、すべて剥がしてから縛るのがルールです。
Q6: メルカリで売ってお小遣いにしたいのですが…
A: 諦めましょう。利益は出ません。
段ボールは「軽いけど、かさばる」ため、販売価格よりも「送料」のほうが高くなり、確実に関字になります。
Q7: 「ジモティー」で0円ならアリですか?
A: アリです。むしろ「最強の手間削減術」です。
「自宅近くまで取りに来てくれる」ことを条件に0円で譲れば、あなたは「縛る」「運ぶ」「回収日を待つ」という全作業から解放されます。 ただし、個人間取引なので、引き渡しは「自宅の玄関先」ではなく「近所のコンビニ前」など人目のある場所を指定し、安全に配慮してください。
Q8: 引越し業者の回収って、Amazonの箱も持っていってくれますか?
A:原則、持っていってくれません。
ほとんどの業者は「ウチのロゴが入った段ボールだけ」を回収対象としています。Amazonや楽天などの段ボールは、結局自分で資源ごみに出す必要があります。
まとめ:あなたに最適な処分法で、快適な新生活を!
引越し、本当にお疲れ様でした。そして、この長いガイドを最後までお読みいただき、ありがとうございます。
目の前にある段ボールの山。 それはあなたが「新しい生活」をスタートさせた証(あかし)でもありますが、同時に、そのスタートを邪魔する「最後の壁」でもあります。
この記事では、その壁を乗り越える4つの方法をご紹介しました。
- 今すぐお金で解決したい人
- 民間の不用品回収業者(第1章)
→料金はかかるが、即日・手間ゼロで全て解決
- 民間の不用品回収業者(第1章)
- 期限内&条件が合う人
- 引越し業者(第2章)
→無料だが「1ヶ月以内」「自社ロゴのみ」などの制約に注意
- 引越し業者(第2章)
- 手間をかけても無料で捨てたい人
- 自治体の資源ごみ(第3章)
→新しい街のルールを守り、紙紐で縛って出す王道
- 自治体の資源ごみ(第3章)
- 手間を0にして無料で譲りたい人
- ジモティー(第4章)
→縛る手間ナシ。ただし個人間取引の注意が必要
- ジモティー(第4章)
どれが「正解」かは、あなたの状況(時間・お金・体力・段ボールの量)によって異なります。
私(筆者)は、引越し業者の期限(1ヶ月)を逃し、半分をジモティーで譲り(第4章)、残りの半分(Amazonの箱など)を3週間に分けて資源ごみに出す(第3章)という、ハイブリッド型で乗り切りました。
面倒な作業は、もうこれで最後です。 あの邪魔な段ボールが視界から消えた瞬間、あなたの部屋は初めて「あなたの新しい城」として完成します。
ぜひ、ご自身に最適な方法を選び、スッキリした部屋で、最高の新生活をスタートさせてください!応援しています。







