
編集長
私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!
こんな人におすすめ
- 引っ越しが終わったのに、旧居に不用品(ゴミ)を残してきてしまった人
- 管理会社(大家)から高額請求が来ないか不安でたまらない人
- 旧居が遠方で、もう片付けに戻れない(戻りたくない)人
- 敷金からいくら引かれるか心配で、新生活に集中できない人
この記事でわかること
- 残置物を放置した場合に請求される「高額費用」の本当の理由
- 管理会社からの高額請求を回避する「最初の一言」と具体的な交渉術
- 旧居に戻らず(立ち会い不要で)問題を解決できる業者の「5つの必須条件」
- 不当な請求から身を守るための「原状回復ガイドライン」の知識
引っ越しは終わった。
しかし、「ヤバい、旧居に不用品(ゴミ)を残してきちゃった…」と、この記事を開いたあなた。
その不安は的中します。
それは「ちょっと面倒なこと」ではありません。
放置すれば、あなたの敷金を食いつぶし、最悪の場合、新生活の予算を直撃する「数十万円単位の高額請求」に発展する緊急事態です。
私自身、引っ越しのドタバタで「まぁ、これくらいなら大丈夫だろう」と、壊れたカラーボックスとゴミ袋いくつかを残して鍵を返してしまった経験があります。
数日後、管理会社から来た1本の電話。 「あの残置物、どうするんですか?」 その事務的ながらも冷たい声を聞いた瞬間、「あ、終わった」と思いました。
この記事は、あの時の私と同じように「どうしよう」と固まっているあなたが、最悪の事態を回避し、主導権を握るための具体的な方法を、私の体験談を交えて解説します。
なぜ管理会社(大家)の撤去費用は高額になるのか?

「放置したら高いのはわかるけど、なんでそんなに法外な金額になるの?」
これは当然の疑問です。
私自身、管理会社から「もしウチで手配するなら、概算で10万は超えますね」と(脅し半分で)言われました。自分で探した業者は3万円だったので、3倍以上の差です。
その理由は、大きく分けて2つあります。
理由1:中間マージンと「言い値」による費用の高騰
これが最も大きな理由です。
あなたが放置した場合、管理会社(大家)は、あなたのために「一番安い業者」を探したりはしません。
彼らがやることは、いつも取引のある業者への「丸投げ」です。
- 管理会社が、いつも使っているA社(元請け)に依頼する
- A社は、自分たちで作業せずB社(下請け)に依頼する
- B社が、実際の作業を行う
この流れで何が起きるか。
B社の作業費(例:3万円)に、A社のマージン(例:2万円)と、管理会社のマージン(例:2万円)が上乗せされます。
結果、あなたは合計7万円を請求される。
これが「中間マージン」の恐ろしさです。
彼らにとって「あなたのお金を節約すること」は優先事項ではありません。
「自分たちの手間をかけずに、いつも通り処理すること」が最優先なのです。
理由2:「残置物」は原状回復以前の「契約違反」扱いになるため
「原状回復」と「残置物撤去」は、似ているようで全く違います。
- 原状回復
- うっかり付けた傷の修繕など。どこまでが借主負担か、国土交通省のガイドラインである程度の基準があります。
- 残置物撤去
- 100%、問答無用であなたの負担です。これはガイドライン以前の「契約不履行(=約束違反)」です。
「約束違反」をされると、管理会社側も「次の入居者の内見ができない」「清掃スケジュールが狂った」など、実害が出ます。
そのため、請求額には純粋な作業費だけでなく、「迷惑料」や「ペナルティ」としての意味合いが含まれてきます。
これが「言い値」でも強く出られる理由であり、請求額が青天井になりがちな正体です。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

放置が最悪の選択。請求額が「迷惑料」込みになるケースも。 管理会社から電話がかかってきた時点で、あなたはすでに「面倒な入居者」として扱われています。ここで対応を間違えると、彼らは容赦なく「正規の(=高額な)手続き」に進みます。行動は1秒でも早いほうがいいです。
高額請求を回避する最初の行動:管理会社への連絡
管理会社の請求が高額になる理由がわかった今、あなたがやるべきことは一つです。
請求書が届くのを待たず、こちらから電話しましょう。
一番やってはいけないのは、「怖いから」と電話を無視したり、連絡を先延ばしにしたりすることです。 放置すれば、管理会社は「この人は対応する気がないな」と判断し、遠慮なく高額な業者を手配します。
あなたが主導権を握れるタイムリミットは、「管理会社が業者を手配するまで」です。
今すぐ電話で伝えるべき内容と「主導権」の握り方
なぜメールではなく電話なのか?
スピードと誠意が命だからです。
メールでは、相手がいつ読むかわかりません。
電話で「こちらの声」で謝罪し、「いつまでにやるか」を明確に約束することで、相手の怒りを鎮め、「まぁ、ちゃんとやるなら…」と交渉のテーブルについてもらうのです。
電話をかけたら、以下の3点を簡潔に伝えてください。
- 謝罪
- 「お世話になっております。先日退去した〇〇です。退去の際、不用品を残してしまい、大変申し訳ありませんでした」
=まず、事実を認め、謝る
- 「お世話になっております。先日退去した〇〇です。退去の際、不用品を残してしまい、大変申し訳ありませんでした」
- 意思表示
- 「つきましては、責任を持って『こちらで』業者を手配し、撤去いたします」
※これが最重要。「管理会社さんにお任せします」とは絶対に言わない。
- 「つきましては、責任を持って『こちらで』業者を手配し、撤去いたします」
- 期限の提示
- 「今週末(〇月〇日)までに、必ず完了させます」
=具体的な日付を切り、相手を安心させる
- 「今週末(〇月〇日)までに、必ず完了させます」
これが「主導権を握る」ということです。
管理会社に「じゃあウチで手配しときますね」と言わせる隙を与えない。
「入居者が自分でやる」と宣言されれば、よほど悪質でない限り、管理会社もそれを止める権利はありません。
体験談:連絡一本で「こちら手配」の了承を得る
私の体験です。 管理会社からの「あの残置物、どうするんですか?」という冷たい電話に、心臓が縮み上がりました。
ここで「すみません、そちらで処分して、敷金から引いておいてください…」と言ってしまったら、間違いなく10万円以上の請求が来ていたはずです。
私は震える声で、先ほどの3点(謝罪・意思表示・期限)を伝えました。
「申し訳ありません!こちらのミスです。つきましては、責任を持って『こちらで』業者を手配し、今週末までに必ず完了させます」
すると、担当者の声のトーンが少し和らぎました。
「…ああ、そうですか。わかりました。では、今週末の作業完了後、必ず写真で報告をください。業者さんには、鍵は管理室に取りに来るよう伝えてください」
たった1本の電話。 この「主導権を握る」という行動だけで、私は「言い値で請求される」という最悪の未来を回避し、「自分で最安の業者を探す」という権利を得たのです。
信頼できる不用品回収業者の見つけ方【5つの必須条件】
管理会社から「自分で業者を手配する」権利を勝ち取ったあなた。 次にぶつかる壁は、「じゃあ、どこの業者に頼めばいいんだ?」という問題です。
ここで「一番安い」という理由だけで業者を選ぶと、必ず失敗します。
なぜなら、あなたは「旧居に行けない(行きたくない)」という、特殊な状況にあるからです。
あなたが探すべきは、単なる「回収業者」ではなく、あなたの「面倒ごと」をすべて代行してくれる「真のプロ」です。
私が業者を選んだ際、絶対に外さなかった「5つの必須条件」を共有します。
条件1:「立ち会い不要(鍵の代行)」に対応できるか
これが最重要条件です。
あなたはもう新居にいます。旧居の作業のためにわざわざ半日潰して(場合によっては高額な交通費をかけて)戻るのは、現実的ではありません。
- 必ず確認すべきこと
- 「旧居の鍵を管理会社まで取りに行き、作業後、管理会社に返却する」 この一連の流れを、業者が代行してくれるか。
「大丈夫ですよ、慣れてますから。管理会社の連絡先だけ教えてください」
私が依頼した業者は、こう即答してくれました。この一言で、私の精神的負担の8割は消えました。
条件2:作業前後の「写真報告」があるか
あなたは作業に立ち会えません。つまり、「本当に作業が完了したのか」を自分の目で確認できません。
「終わりました」という業者の言葉だけを信じて管理会社に連絡し、もし作業漏れがあったら…? 想像するだけで恐ろしいですね。
- 必ず確認すべきこと
- 作業前の「残置物がある状態」と、作業後の「空になった状態」の写真を、メールやLINEで送ってくれるか。
これは、あなたが「確かに義務を果たした」という、管理会社に提出するための「証拠(アリバイ)」にもなります。
条件3:「不用品買取(費用相殺)」が可能か
あなたの金銭的な負担を減らす、最後のチャンスです。旧居に残したものが、すべて「ゴミ」とは限りません。
- まだ使える家電(冷蔵庫、洗濯機など)
- 比較的新しい家具
- その他、価値のあるもの
これらを「廃棄費用(マイナス)」ではなく、「買取(プラス)」として扱ってくれる業者なら、最終的な支払い金額を相殺できます。
(例) 廃棄費用:30,000円 買取金額: 5,000円 あなたの支払い:25,000円
私の場合は壊れたカラーボックスだったので無理でしたが、電話見積もりの際に「もし買い取れるものがあれば、査定して費用から引いてほしい」と必ず伝えましょう。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

どうせ頼むなら「買取」もできる業者を選びましょう。「廃棄=罪悪感」を「リユース=賢い選択」に変えるだけで、精神的な負担は激減します。お金の問題だけでなく、「ゴミを残した」という罪悪感を「リサイクルした」という事実に変えられるのは、思った以上に大きいです。
条件4:見積もり後の「追加料金なし」を明言できるか
立ち会いができない状況で、最も怖いのが「後からの追加請求」です。 「行ってみたら、聞いていたより量が多かったので、追加で2万円かかります」 こう言われても、あなたには反論のしようがありません。
- 必ず確認すべきこと
- 電話やメール見積もりの段階で、「これで総額いくらか」「これ以上、1円も追加料金は発生しないか」を確定させること。
「〇〇円~」という曖昧な見積もりを出す業者は、絶対に避けてください。 私は、残置物の状況をスマホで撮って送り、「この内容で、総額(コミコミ)いくらですか?」と確認を取りました。
条件5:必要な「許可(一般廃棄物/古物商)」があるか
最後の砦は「信頼性」です。 あなたの残置物が、もし無許可の業者によって山中に不法投棄されたら…?
最悪の場合、排出者である「あなた」が責任を問われる可能性もゼロではありません。
- 必ず確認すべきこと
- 「一般廃棄物収集運搬業許可」 (家庭の「ゴミ」を運ぶために必須の許可。自治体ごと)
- 「古物商許可」 (「買取」を行うために必須の許可)
これらは業者のHPの「会社概要」などに必ず記載されています。
あなたの「経済的リスク」と「法的リスク」を回避するために、正規の許可業者を選ぶのは当然の防衛策です。
【参照】原状回復の基本ルール(国土交通省ガイドライン)

さて、あなたが今対応しているのは「残置物(ゴミ)」の問題です。
これは、残念ながら100%、あなたの責任です。
しかし、管理会社(大家)との交渉では、この「残置物」の問題と同時に、「部屋の傷や汚れ(原状回復)」の話をゴチャ混ぜにされて、不利な請求をされる危険性があります。
私の場合も、「残置物の件で」電話をしたのに、「ついでに言っておきますけど、壁紙のヤニ汚れ、ひどいですね。これも全部張替えですから」と、本来払う必要がないかもしれない費用まで請求されそうになりました。
ここで「知識」がなければ、「残置物を残した負い目」から、すべて「はい、わかりました…」と受け入れてしまいます。
そうならないために、最低限の「防衛知識」を身につけてください。
どこまでが「あなたの負担」かを知る(残置物との違い)
あなたの「負い目」は、あくまで「残置物」です。 それ以外の「部屋の傷」については、以下の基準があります。
- あなたの負担になるもの(故意・過失)
- 引っ越し作業でつけた床の傷
- タバコのヤニ汚れ、臭い
- 掃除を怠ったことによるキッチンの油汚れ、風呂のカビ
- (そして、今回の)残置物
- あなたの負担にならないもの(経年劣化・通常損耗)
- 家具の設置による床のへこみ
- 日照りによる壁紙や畳の色あせ
- テレビや冷蔵庫の裏側の壁の黒ずみ(電気ヤケ)
「残置物」はあなたの完全な落ち度ですが、「6年住んだから壁紙が黄ばんだ」というのは、あなたが払う必要のない「経年劣化」です。
この線引きを知らないと、残置物の撤去費用(例:3万円)に、本来払う必要のない修繕費(例:10万円)まで上乗せされて請求されるのです。
参照リンク:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
管理会社と交渉する際の、唯一にして最強の「武器」がこれです。 これは国が定めた公式のルールブックであり、ほとんどの賃貸トラブルは、このガイドラインに基づいて判断されます。
すべてを読む必要はありません。
「こんなルールがある」と知っておくだけで、管理会社からの「これもあなたの負担ですよ」という”脅し”に対して、「それはガイドラインによれば通常損耗ではないですか?」と一言カウンターを入れることができます。
「残置物」の件で下手(したて)に出つつも、それ以外の「不当な請求」は断固として拒否する。 この姿勢が、あなたの資産を守ります。
「引っ越し後の残置物」Q&A
Q1. もう鍵も返したし、新居も遠いです。どうすればいい?
A1.「立ち会い不要」で「管理会社と鍵のやり取りを代行」してくれる業者を探してください。
これがこの記事で最も重要なポイントの一つです。
あなたが旧居に戻る必要は一切ありません。
プロの業者は、あなたが管理会社に「業者を手配した」と連絡さえすれば、あとは業者側で管理会社と連絡を取り、鍵の受け取り・作業・鍵の返却まで全て代行してくれます。
Q2. 管理会社に「そちらで処分して敷金から引いてください」と頼むのはダメですか?
A2. 絶対にやめてください。それが一番「高額請求」に繋がる道です。
あなたが「お任せします」と言った瞬間、管理会社は「中間マージン」が乗った、彼らの「言い値」の請求書を作成します。
この記事で解説した通り、自分で探す業者の2倍、3倍の金額になることを覚悟してください。
必ず「こちらで業者を手配します」と宣言し、主導権を握ってください。
Q3. 残置物を放置したら、具体的にいくらくらい請求されますか?
A3. ケースバイケースですが、5万円~20万円以上になることも珍しくありません。
金額は、残した物(粗大ゴミか、ただのゴミ袋か)や量、部屋の広さによって変動します。
しかし、問題は「実費」だけではないことです。
請求額には、管理会社や大家の手間賃(迷惑料)、次の入居者募集が遅れたことによるペナルティなどが上乗せされます。だからこそ、相場よりも法外に高くなる危険があるのです。
Q4. 「立ち会い不要」で作業を任せるのが不安です。サボられたりしませんか?
A4. だからこそ「作業前後の写真報告」を必須条件にしてください。
優良な業者は、あなたが不安に思うこと(=立ち会いできないこと)を理解しています。 そのため、「作業前の状態」と「完全に空になった状態」の写真を撮り、メールやLINEで送ってくれるサービスを標準で提供しています。
これが、あなたが管理会社に対して「確かに義務を果たした」と証明する「証拠」にもなります。
Q5. 撤去費用を少しでも安くする方法はありますか?
A5. 「買取(リユース)」に対応できる業者を選ぶことです。
旧居に残したものが、すべて「ゴミ」とは限りません。 まだ使える家電や家具、その他価値のあるものがあれば、それらを買い取ってもらい、撤去費用(マイナス)と相殺(プラス)することができます。
電話見積もりの際に、「もし買い取れるものがあれば、査定して費用から引いてほしい」と必ず伝えてください。
Q6. 「残置物」と「原状回復の傷」は、どう違うのですか?
A6. 「残置物」は100%あなたの責任。「原状回復」はルール(線引き)があります。
- 残置物(ゴミ)
- 問答無用であなたの責任です。弁解の余地はありません。
- 原状回復(傷や汚れ)
- 「経年劣化」や「普通に住んでいてつく傷」は、大家の負担です。あなたが負担するのは「故意・過失でつけた傷」や「掃除を怠った汚れ」だけです。
管理会社は、あなたの「残置物」という弱みにつけ込んで、本来払う必要のない「原状回復費」まで上乗せして請求してくることがあります。
「残置物は全額払いますが、壁紙の黄ばみはガイドライン通りですよね?」と、分けて交渉する知識が重要です。
まとめ:旧居のトラブルは即日解決し、新生活に集中しよう
この記事を最後まで読んだあなたは、旧居に残してきた不用品(残置物)が、単なる「面倒ごと」ではなく、あなたの資産(敷金)と新生活を脅かす「時限爆弾」であることを理解したはずです。
放置が最悪の選択である理由は、管理会社(大家)の請求が「中間マージン」と「ペナルティ」で高額になるから。
しかし、もう恐れる必要はありません。あなたが今すぐやるべきことは、明確です。
- 今すぐ管理会社に電話する
- 「こちらで業者を手配します」と、主導権を握る一言を伝えること。
- 「5つの必須条件」で業者を探す
- 「立ち会い不要」「写真報告」「買取可能」…あなたの面倒を丸ごと引き受けてくれるプロを選ぶこと。
私自身、あの時「怖い」からと電話を先延ばしにしていたら、今頃10万円以上の請求書を前に途方に暮れていたでしょう。
あなたが業者に払うお金は、単なる「清掃費」ではありません。
それは、旧居のトラブルという「過去の呪縛」からあなたを解放し、あなたの貴重な時間とエネルギーを「未来(新生活)」に集中させるための「権利料」です。
恐怖の正体がわかれば、あとは行動するだけ。今すぐその電話をかけて、スッキリした気持ちで、本当の新生活をスタートさせましょう。






