引っ越しゴミ大量!捨て方と料金、自治体・業者はどっち?

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お片づけの窓口<br>編集長
お片づけの窓口
編集長

私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!

この記事がおすすめな人

  • 引っ越し日が迫っているのに、ゴミの山を見て途方に暮れている人
  • 「自治体」と「回収業者」、結局どっちが安くて早いのか知りたい人
  • 粗大ゴミの予約が「もう間に合わないかも」と焦っている人
  • 分別が終わらない、マットレスが捨てられない…と具体的なゴミで詰んでいる人

この記事でわかること

  • 【結論】大量のゴミを処分する「3つの方法」(自治体・業者・引っ越しオプション)
  • 【料金】「自治体 vs 業者」リアルな費用シミュレーションと業者の罠
  • 【期限】各サービスの予約デッドライン。引っ越し前日・当日に間に合う最終手段
  • 【品目別】マットレス・液体・分別不能ゴミ…厄介なゴミの捨て方

1. まずは結論!「どう捨てる?」処分方法3選

引っ越し前夜。 ダンボールの山に埋もれ、なぜかまだ残っている調味料や、解体できなかった棚を見て「もう無理だ…」と絶望したこと、私もあります。

正直、引っ越しで出る「大量のゴミ」は、通常のゴミ出しとは別物。 「いつものルール」は通用しません。

でも安心してください。 あなたが今すぐ取るべき選択肢は、大きく分けて3つしかありません。

「安さ」「速さ」「手軽さ」 このどれを最優先にするかで、あなたの「正解」が決まります。

1-1. 【安さ重視】自治体サービス

結論

費用はダントツで安い。ただし「時間と手間」とのトレードオフ。

まず検討すべき、王道にして最安の方法です。 ただし、引っ越し直前だと間に合わない可能性も。

  • 一時多量ごみ(臨時ごみ)
    引っ越しなどで出た大量のゴミを、自治体に有料で収集してもらう制度。 45L袋で数百円、軽トラ1台で数千円など、料金は格安です。 ただし、ほぼ「予約制」。引っ越しシーズンは数週間先まで埋まっていることもザラ。「明日お願い!」は通用しません。
  • 粗大ゴミ予約
    これも安い。ですが「1回の申し込みは5点まで」といった点数制限や、予約期限(2週間前など)の罠があります。 私も昔、引っ越し前日に電話したら「最短で2週間後ですね」と言われ、電話口で固まった苦い記憶があります。
  • 最終手段「ゴミ処理センター」への自己搬入
    もしあなたが「車(軽トラ最高)」と「体力」を持っているなら、これが安さの最強解です。 文字通り、地域のゴミ処理施設(クリーンセンター)に、自分でゴミを車に積んで持っていきます。 料金はほぼ重量課金(例:10kgあたり〇〇円)。予約不要な所も多く、引っ越し当日に滑り込むことも可能です。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

自治体のルールは、市区町村によって全く違います。「一時多量ごみ 〇〇市」「ゴミ 持ち込み 〇〇市」と検索し、必ず自分の住んでいる自治体の公式サイトを確認してください。引っ越し先で捨てようとしたらルールが違った、は「詰み」です。

参照リンク(お役所情報) 自分の自治体のゴミ出しルールがどこにあるか分からない、という人は、まず環境省のポータルサイトから探すのも手です。


1-2. 【速さ・楽さ重視】不用品回収業者

結論

高い。だが「時間」と「手間」を金で買う最強の手段。

「もう分別も無理」「明日までに全部消してほしい」 そんな緊急事態には、民間業者が唯一の光です。

  • メリット・デメリット
    • メリット
      →「速い(即日・翌日対応も)」「楽(分別不要、運び出し不要)」「何でもOK(家電リサイクル品なども一括)」。
    • デメリット
      →「高い(自治体の数倍〜)」「悪質業者の存在」。
  • 「積み放題」の料金相場 料金は「軽トラック積み放題」といったパック料金が主流です。
    ・軽トラ積み放題: 15,000円 〜 30,000円
    ・2tトラック積み放題: 50,000円 〜 80,000円
    「幅がありすぎ」なのは、ゴミの種類や運び出しの難易度(エレベーターなし5階など)で変わるからです。
  • 悪質業者を避ける「見分け方」
    ここが一番重要です。「安い」だけで選ぶと、後で高額請求されたり、不法投棄(あなたのゴミが山中に捨てられ、あなたが罪に問われる)に加担する可能性も。 「無料回収」をうたう業者、街中をスピーカーで巡回する業者は危険。 必ず、市区町村の「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っているか確認してください。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

業者の「軽トラ積み放題 1万円!」という広告を鵜呑みにしてはいけません。それは「基本料金」だけかも。必ず「全てコミコミ(出張費、作業費、処分費)でいくらか」を電話で確認しましょう。

参照リンク(お役所情報) 「無許可」の回収業者とのトラブルは、国民生活センターにも多数寄せられています。


1-3. 【ついでに】引っ越し業者のオプション

結論

手軽さはピカイチ。ただし割高で、対応範囲は限定的。

引っ越しの見積もり時に「不用品、引き取れますよ」と言われるアレです。 これは「ゴミ処理」ではなく、あくまで「不用品引き取りサービス」。

  • どこまで引き取ってくれる?
    OKなものは、テレビ、冷蔵庫などの「家電リサイクル品」や、まだ使えそうな家具(リユース・リサイクル前提)です。 NGなものは、生活ゴミ、分別できていないゴミ、壊れた家具。引っ越し業者は「ゴミ屋」さんではありません。
  • 費用は割高?
    はい、割高なケースが多いです。家電リサイクル品も、自分で処分するより数千円(運搬料)上乗せされるのが普通です。 ただ、引っ越し当日に「ついでに」全て終わらせられる手軽さは、金銭に変えがたい価値があります。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

引っ越し見積もり時に、「このタンス、引き取れますか?」「エアコン処分はいくら?」と、必ず「ついでに」聞きましょう。料金が合わなければ断ればいいだけ。聞くだけタダです。


【1章のまとめ】

あなたのタイムリミットと予算、体力に合わせて選びましょう。

  • 時間がある(2週間〜)
    →自治体サービス(一時多量・粗大)で安く
  • 時間はないが車と体力がある
    →自治体(自己搬入)で最安
  • 時間も体力もない(金はある)
    →不用品回収業者で瞬殺
  • 家電だけ処分したい
    →引っ越し業者のオプション

次の章では、最も気になる「結局、いくらかかるの?」という料金について、さらに深く比較していきます。

2. 最大の問題。「いくらかかる?」料金比較

「大量のゴミ」と言っても人それぞれ。 そこで今回は、私が過去にやらかした「1DK・一人暮らし・5年物」の引っ越しをモデルケースにして、リアルな料金をシミュレーションします。

大量の粗大ゴミの値段についてはこちらの記事で詳しく解説しております

シミュレーション想定

  • 大物
    →冷蔵庫(小)、洗濯機、マットレス(シングル)、小さい本棚、電子レンジ
  • 小物
    →服や本、食器類、その他雑多なゴミ(45L袋で20袋相当)

この「よくある絶望的な量」が、いくらになるか。

2-1. 方法別(自治体 vs 業者)の費用シミュレーション

ケース1:【安さ重視】自治体サービスで「全部自分で」やった場合

これは、時間と体力がある人のためのルートです。 やることは「分別」「予約」「券の購入」「運び出し」の全て。

  1. 家電リサイクル法対象(冷蔵庫・洗濯機)
    • リサイクル券の購入:約6,200円(冷蔵庫 約3,700円+洗濯機 約2,500円)
    • 指定場所への運搬料:自分で運べば0円。業者に頼むと+約3,000円〜
    • 小計:約6,200円 〜 9,200円
  2. 粗大ゴミ(マットレス・本棚・レンジ)
    • 自治体シール・券の購入:約2,000円(例:マットレス1,200円+本棚500円+レンジ300円 ※自治体による)
    • 小計:約2,000円
  3. 大量の生活ゴミ(20袋)
    • 「一時多量ごみ」として収集依頼:約3,000円〜5,000円(自治体による)
    • または、ゴミ処理センターへ自己搬入:約2,000円(10kgあたり〇〇円で計算)
    • 小計:約2,000円 〜 5,000円

【自治体ルート合計】 約 10,200円 〜 16,200円

圧倒的に安い。 ですが、これは「引っ越しの2〜3週間前から完璧に計画・実行できた」場合の金額です。 前日に「あ、冷蔵庫…」となったら、このルートは使えません。

ケース2:【速さ・楽さ重視】不用品回収業者に「丸投げ」した場合

「もう無理。金で解決する」ルートです。 電話一本で、分別不要、運び出し不要。

  • 軽トラック積み放題パック
    上記の「1DK・5年物」は、ちょうど軽トラ1台分に収まるか、少し超えるかのラインです。 家電リサイクル料金や作業費が「すべて込み」のパック料金で…
    • 相場:約 25,000円 〜 40,000円

【業者ルート合計】 約 25,000円 〜 40,000円

【編集長からのワンポイントアドバイス】

自治体ルートと業者ルートの差額は、約1万〜2万円。この金額を見て「高い!」と思うか、「あの地獄の分別と運搬から解放されるなら安い」と思うか。あなたが「お金」と「時間・労力」のどちらを優先するか、です。

参照リンク(お役所情報) 特に料金が不明瞭な「家電リサイクル」については、公式の料金体系を一度は見ておきましょう。


2-2. 不用品回収業者の「料金体系」の罠

シミュレーションで「25,000円〜」と書きましたが、これが「5万」「10万」に跳ね上がるのが、悪質業者の手口です。

私も一度、ポストに入っていた「格安回収!」のチラシ業者に頼み、痛い目を見ました。 電話で「15,000円くらいですかね〜」と言われたのに、作業後に「あれもこれも別料金」と、結局4万円請求されました。引っ越し前で時間がなく、泣く泣く払いましたが…。

そうならないための「罠」のパターンです。

  • 罠1:「基本料金 5,000円!」のカラクリ
    「5,000円」は、トラックがあなたの家に来るだけの「出張費」や「基本料金」にすぎません。 そこから「品目A:〇〇円」「品目B:〇〇円」と加算され、気づけば高額になります。
  • 罠2:「オプション料金」の嵐
    「積み放題パック」のはずが、当日になって「それ(マットレス)は別料金」「階段作業(3階以上)は別料金」「家電リサイクル品は別」と言い出すパターン。
  • 罠3:最悪の「積み込み後の高額請求」
    一番悪質です。 料金を確定させないまま「とりあえず積んじゃいましょう」と作業を始め、トラックに積み終わった「断れない状況」を作ってから、高額な請求書を出してきます。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

悪質業者を避ける鉄則は、「作業前に、総額(コミコミ)の書面見積もりをもらう」ことです。メールやLINEの文面でもOK。「これ以上1円もかかりませんね?」と確認しましょう。それを渋ったり、「積んでみないと分からない」と言う業者は、その場で帰ってもらいましょう。

参照リンク(お役所情報) こうした料金トラブルは、引っ越しシーズンに激増します。


【2章のまとめ】

  • 最安は自治体。だが時間と手間が膨大。
  • 高くつくが楽なのは業者
  • 業者に頼む際は、「格安」の広告に釣られず、「総額いくらか」を必ず作業前に確定させること。

次の章では、「じゃあ、いつまでに動けばいいの?」というタイムリミットについて解説します。


3. いつまでに?「間に合うか?」スケジュール

「ゴミのことなんて、最後にやればいいや」

3度の引っ越しを経験した私から言わせてください。 その考えが、一番危ない。

私も昔、引っ越し3日前に「あ、ベッド捨てなきゃ」と粗大ゴミセンターに電話し、「予約は最短で2週間後です」と言われ、血の気が引いたことがあります。

ゴミ処分は、家探しと同じくらい「早めの行動」が命。 いつまでに何をすべきか、デッドラインを叩き込んでください。

スケジューリングはこちらの記事で詳しく解説しております

3-1. 各サービスの予約デッドライン

これはあくまで目安です。 特に3月〜4月の引っ越し繁忙期は、すべて「プラス1〜2週間」で考えてください。

  • 自治体:粗大ゴミ
    • デッドライン:2〜3週間前
    • 引っ越しシーズンは予約枠の争奪戦です。1ヶ月前に予約して、ようやく取れるかどうか、という自治体も。1週間前では絶望的です。
  • 自治体:一時多量ごみ(臨時収集)
    • デッドライン:1〜2週間前
    • これも予約制。トラックの空きがなければ収集車は来ません。「来週お願い」が通じるかギリギリのラインです。
  • 引っ越し業者のオプション
    • デッドライン:見積もり時(2週間〜1ヶ月前)
    • 「ついでに」のサービスなので、見積もりが確定した後(=前日や当日)に追加するのはほぼ不可能です。
  • 不用品回収業者
    • デッドライン:3日〜1週間前
    • 優良な業者(適正価格で、許可を持っている業者)ほど、スケジュールが埋まっています。余裕を持って相見積もりするためにも、1週間前には動き出したい。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

引っ越し繁忙期(3〜4月)のゴミ予約は「戦争」です。自治体の粗大ゴミ予約は、受付開始日(例:毎月1日)の朝イチに電話しないと即埋まることも。「まだ大丈夫」は存在しません。今すぐ電話してください。


3-2. 引っ越し「前日・当日」でも間に合う方法

「もうダメだ、明日引っ越しなのにゴミの山が…」 安心してください。まだ、あります。

高いか、面倒くさいか、の2択ですが、間に合う方法はあります。

  • 方法1:不用品回収業者の「即日対応」に賭ける
    「不用品回収 即日 〇〇市」で検索し、片っ端から電話します。 「今日これから」「明日の朝イチ」で動いてくれる業者は存在します。 ただし、足元を見られます。 料金は通常より割高になる覚悟で。「相見積もり?そんな時間ないですよね?」という無言の圧力で、交渉の余地はほぼありません。 これは「時間を金で買う」最終手段です。
  • 方法2:自分で「ゴミ処理センター」に持ち込むもし車(できれば軽トラ)があるなら、これが最安・最強の「当日」解決策です。 引っ越し当日、新居へ向かう前に、ゴミ処理センター(クリーンセンター)へ直行します。
    私がやったのはこの方法です。 引っ越し当日の朝、解体した棚や大量のゴミ袋をレンタカー(軽トラ)に叩き込み、処理センターへ。 受付で「引っ越しで出たゴミです」と伝えて計量し、数千円を払って全てを捨て去った時の開放感は忘れられません。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

「自己搬入」を選ぶなら、今日のうちに、あなたの地域のゴミ処理センターの「受付時間」と「休業日」を絶対に確認してください。「土日は休み」「平日の16時まで」といった罠があります。当日に調べて「あ、今日休みだ…」となったら、本当に詰みます。

参照リンク(お役所情報) 焦っている時ほど、悪質な業者に引っかかりやすくなります。「即日対応」をうたう業者が本当に許可を持っているか、冷静に確認しましょう。

詳しくはこちら


【3章のまとめ】

  • 自治体は「数週間前」がデッドライン。
  • 業者は「数日前」がデッドライン。
  • 前日・当日は「即日対応業者」か「自己搬入」の二択。

次の章では、「これはどう捨てるの?」という、品目別の厄介なゴミの捨て方を解説します。

4. 【品目・状況別】これ、どう捨てる?

「分別?もう間に合わない!」
「このマットレス、どうやって部屋から出すんだ…」
「使いかけの調味料、流しに捨てていい?」

…全部、ダメです。

引っ越しゴミの「ラスボス」たちは、捨て方を間違えると退去時にトラブルになったり、収集されず「ゴミ屋敷」状態で明け渡す最悪の事態を招きます。

4-1. 分別が終わらない!「混ぜこぜゴミ」

引っ越し前夜、必ず生まれる「もう何が何だか分からないゴミ袋」。 私も昔、燃えるゴミの中にこっそりスプレー缶を忍ばせて(絶対にマネしないでください)、収集されずに絶望したことがあります。

結論

  • 不用品回収業者に頼む
    →「分別不要」は、彼らに高いお金を払う最大の理由です。 時間がないなら、これが唯一の正解。
  • もし自分でやるなら(最終手段)
    →諦めて、もう一度全部屋にゴミ袋(燃える・燃えない・プラ・缶瓶)を設置。 音楽でもかけながら、機械的に仕分けします。 「これは燃えるかな?」と迷ったら、自治体の「ごみ分別アプリ」や一覧表(PDF)をスマホで開き、確認しながらやるしかありません。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

自治体のゴミ収集員さんはプロです。「混ぜこぜゴミ」やルール違反のゴミは、一目で見抜かれます。収集されずアパートのゴミ捨て場に残ったゴミは、結局あなたが(あるいは大家さんが)処分することになり、高額な処理費を請求されます。


4-2. 布団・マットレス・ソファ(大物)

部屋のスペースを圧迫する「大物」。 こいつらさえ居なくなれば…と何度思ったことか。

  • 基本:自治体の「粗大ゴミ」
    →これが最安(第1章参照)。 ただし、予約が間に合い、自分で指定場所まで運び出せる場合のみ。
  • 禁じ手:「解体」
    →「マットレスぐらい、切れば普通ゴミで…」とカッターナイフを握ったあなた。 ウレタン製ならまだしも、スプリング入りは絶対にやめてください。 私もやろうとして、布を切った瞬間、飛び出してきたバネで怪我をしそうになり断念しました。あれは武器です。
  • 正解:業者に丸投げ
    →粗大ゴミが間に合わないなら、不用品回収業者です。 特にソファやスプリング入りマットレスは、素人が運び出すと壁や床を傷つけます。 退去時の「原状回復費」が跳ね上がるリスクを考えたら、プロに任せるのが賢明です。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

ニトリやイケアなど、新しい家具を買った店が「古い家具の引き取りサービス」をやっている場合があります。もし引っ越し先で新品を買うなら、これが使えないか必ず確認しましょう。


4-3. 油・洗剤・調味料(大量の液体)

地味に困るのが、大量の「液体」です。 キッチンの棚の奥から出てきた、使いかけのドレッシング、賞味期限切れの油、半分残ったシャンプー…。

  • 鉄則:絶対に「流し」に捨てない
    →油を流せば排水管が詰まり、管理会社から高額な清掃費を請求されます。環境にも最悪です。
  • 油(食用油)
    1. 牛乳パックなどに新聞紙や古布を詰め、そこに染み込ませる。
    2. 市販の「油凝固剤(固めるテンプルなど)」で固める。 → どちらも「燃えるゴミ」として出せます。
  • 調味料・シャンプー・洗剤など
    →面倒ですが、油と同じです。 中身を新聞紙やボロ布に染み込ませ、「燃えるゴミ」へ。 残った容器は、きれいに洗って「資源ごみ(プラ・瓶)」へ。

私も一度、引っ越し前夜に台所で「油吸わせ選手権」を一人で開催しました。虚しいですが、やるしかありません。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

液体の処分は「引っ越し1週間前」から計画的に。液体が残ったままのボトルは、基本「収集不可」です。中身を空にして、容器を軽くすすぐ。これが鉄則です。

参照リンク(お役所情報) 油の捨て方を間違えると大惨事になります。各自治体が「油の捨て方」を個別に案内していることが多いので、必ず確認を。


4-4. 本・雑誌・衣類(大量の資源ごみ)

「ゴミじゃない。資源だ」 そうは言っても、引っ越し当日に残っていれば、それは「ゴミ」です。

  • 重い(本・雑誌)
    →自治体の「資源ごみの日」が間に合えば最安。 間に合わなければ「古紙回収業者」や「ゴミ処理センターへの自己搬入」が早い。 「ブックオフ」などの古本屋に持ち込むのも手ですが、二束三文です。「処分代がタダになった」くらいに考えましょう。
  • かさばる(衣類)
    →これも「資源ごみ(古着)」の日が基本。 「セカンドストリート」などの古着屋に持っていくか、「ユニクロ」などのリサイクルボックスに入れる手もあります。 私は、大量の服を「デカいゴミ袋」に詰め込み、引っ越し業者の見積もり時に「これ、引き取れませんか?」とダメ元で聞きました(結果は断られましたが)。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

本や衣類は、不用品回収業者に頼むと「重さ」や「カサ」で料金が上がり、非常にもったいない。できるだけ「資源ごみ」として、無料か、わずかでもお金になるルートで処分すべきです。


【4章のまとめ】

  • 混ぜこぜゴミ
    → 業者へ。
  • 大物(マットレス等)
    → 粗大ゴミ。間に合わなければ業者へ(解体はNG)。
  • 液体(油・調味料)
    → 布に吸わせて燃えるゴミ。流しは厳禁。
  • 資源(本・服)
    → 資源ごみ。業者に頼むと損。

これで、ほとんどのゴミは片付くはずです。

5. 【Q&A】引っ越しゴミ「最後の疑問」に答えます

記事をここまで読んでも、まだ解決しない「個別の悩み」があるはず。 引っ越し修羅場をくぐり抜けてきた編集部(と、失敗だらけの私)が、よくある疑問にビシッとお答えします。

Q1. 引っ越し当日、トラックが来る「あと1時間」でゴミが残ってたら?

A. 選択肢は3つ。覚悟を決めてください。

  1. 新居に「ゴミごと」引っ越す 一番情けないですが、一番安上がりです。 新居のゴミ出しルールを調べて、そこで捨てる。ただし、新生活がゴミの仕分けから始まるのは精神的にキツい。
  2. 管理会社(大家さん)に謝罪して残す 「残置物処理」として、高額な費用(業者の処分費+迷惑料)を請求されます。敷金からガッツリ引かれますが、トラックは待ってくれません。
  3. 近くのゴミ処理センターに滑り込む (第3章参照)もし車があるなら、これ。トラックを見送った後、ゴミを積んで処理センターへ直行。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

4つ目の選択肢として「その辺のゴミ捨て場にこっそり」を思いついた人、絶対にダメ。不法投棄です。監視カメラと近所の目で見つかり、あなたの引っ越しは「最悪の思い出」になります。

Q2. ぼったくり業者に「見積もりと違う」高額請求をされたら?

A. 毅然(きぜん)と「払いません」と断ってください。

  • 作業前にサインした「見積書(総額)」を見せ、「話が違う」と主張する。
  • 相手が威圧的な態度をとったら、すぐに「警察を呼びます」「消費者センターに今すぐ電話します」と伝える。
  • 「一般廃棄物収集運搬業許可」の許可証の提示を求める。(ない業者は違法)

私も昔、足元を見られて言い値で払ってしまいましたが、冷静に断る勇気が必要です。

参照リンク(お役所情報) トラブルになったら、すぐに相談を。

  • 消費者ホットライン: 「188(いやや!)」

Q3. ゴミをベランダや押入れに隠して引っ越したらバレる?

A. 100%バレます。そして、あなたが損をします。

退去時の「立ち会い」で、管理会社はプロの目で全てチェックします。 隠したゴミは「残置物」として彼らが処分し、その費用(不用品回収業者の割高な緊急料金+手間賃)が、あなたの敷金から引かれます。

自分で処分すれば1万円だったものが、5万円請求されても文句は言えません。

Q4. 結局、一番「安くて楽」な方法ってどれ?

A. そんな「うまい話」はありません。

このメディアはウソをつきません。

  • 安さ をとれば、手間(分別・予約・運搬)がかかる=自治体
  • 楽さ をとれば、金がかかる=不用品回収業者

どちらかです。 あえて「バランス型」を探すなら、体力と車がある人限定の「ゴミ処理センター自己搬入」でしょう。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

「安くて楽」を探す時間こそが最大のムダ。引っ越しは「時間との戦い」です。自分の状況(金・時間・体力)を見て、腹をくくって決断しましょう。


これで、引っ越しゴミに関するほとんどの疑問は解決できたはずです。

6. まとめ:引っ越しゴミは「決断」がすべて

大量のゴミを前に呆然としていたあなたも、ここまで読めば「次に何をすべきか」がハッキリ見えているはずです。

結局、引っ越しゴミの問題は、シンプル。

  • 時間と体力がある
    自治体(粗大ゴミ・自己搬入)で、金を浮かす。
  • 時間も体力もない
    業者(不用品回収)で、金で時間を買う。

どちらが正解か、ではありません。 あなたの今の状況で「どっちを選ぶか」を決めるだけです。

私が過去の引っ越しで一番後悔したのは、「まだ大丈夫」と先延ばしにし、結局、割高な業者に「言い値」で引き取ってもらったことです。 あの時、あと1週間早く「自治体」に電話さえしていれば…。

引っ越しは「やることリスト」との戦い。 そして「ゴミ処分」は、そのリストの中で最も面倒で、最も先延ばしにしてはいけない項目なのです。

【編集長からのワンポイントアドバイス】

この記事を読み終えたら、もう「調べる」のは終わりです。次は「行動」。スマホの「ブラウザ」を閉じ、「電話」アプリを開く時です。粗大ゴミセンターか、不用品回収業者か。どちらでもいい。今すぐ、1本目の電話をかけましょう。

あなたの引っ越しが、ゴミの山に邪魔されることなく、最高のスタートになることを心から祈っています!

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