
編集長
私自身、過去に何度も不用品回収サービスに助けられた
元・ヘビーユーザーです。
その実体験から、いざという時に頼れる『利用者目線の情報』をお届けするという
理念を掲げ、実体験に基づいた情報をお届けします!
こんな人におすすめ
- 冷蔵庫やタンスが重すぎて、自力で玄関の外まで出すのが物理的に無理な人
- エレベーターなしの2階以上に住んでいて、階段作業に絶望している人
- 引越し日が迫っているのに、自治体の粗大ゴミ回収予約が間に合わなかった人
- 家具の「解体」や「取り外し」のやり方がわからず困っている人
この記事でわかること
- なぜ自治体や引越し業者は、「部屋の中」まで取りに来てくれないのか?
- 運び出し・解体・分別を丸投げできる「不用品回収業者」の驚くべき実力
- 引越し業者に頼むよりお得?「積み放題プラン」のコスパ徹底検証
- 「運び出し無料」の罠を見抜く!ぼったくり業者を回避する3つの質問
1. 「部屋まで取りに来てくれない」自治体回収の壁

引越しの準備中、目の前にそびえ立つタンスや冷蔵庫を見て、途方に暮れたことはありませんか?
「これ、どうやって外に出すんだ?」
スマホで自治体の粗大ゴミ回収を調べると、安さに惹かれます。数百円から千円程度。しかし、そのページには残酷な一文が小さく、しかし確実に書かれています。
「指定の収集場所(玄関前や集積所)まで、ご自身で出してください」
この「ご自身で」という4文字が、引越し難民を生み出す最大の壁です。
私も数年前、引越し費用をケチろうとして地獄を見ました。セミダブルのベッドマットなら引きずればいけるだろうと高をくくっていたのです。結果、階段の曲がり角で立ち往生し、壁紙を削り、最後は腰に電撃が走ってその場にうずくまりました。安く済ませるはずが、湿布代と壁紙の補修費で赤字です。
この記事を読んでいるあなたには、そんな「安物買いの銭失い」ならぬ「安物買いの腰失い」をしてほしくありません。
自治体職員はなぜ「家の中」に入ってくれないのか?
そもそも、なぜ税金を払っているのに役所の人は手伝ってくれないのでしょうか? 意地悪でやらないわけではありません。これには明確な「責任境界線」のルールがあるからです。
自治体のゴミ収集は、あくまで「家庭から出されたゴミ」を回収する公的サービスです。
- 家の中の事故を防ぐため
- 職員が家に入り、万が一壁を傷つけたり、高価なツボを割ったりしたら補償問題になります。
- 公平性の確保
- 特定の家庭の引っ越し作業だけを手伝うことは、税金を使うサービスとして公平ではありません。
環境省や各自治体のガイドラインでも、収集作業員の業務範囲は「集積所からの収集」に限定されています。つまり、玄関のドアを1ミリでもまたいだ瞬間、それは「あなたの責任」なのです。
参考リンク: 環境省:一般廃棄物処理の実態調査結果など ※自治体のゴミ処理ルールは法律に基づき厳格に運用されています。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

自治体のルールは絶対です。「ちょっとくらい手伝ってよ!」と現場の作業員さんに頼み込むのはNG。彼らも規則でがんじがらめで、断るのが心苦しいんです。無理な交渉で時間を浪費するより、別の手段を考えるのが「引越し強者」ですよ。
一人暮らしや女性には過酷すぎる「自力搬出」の現実
「友達に手伝ってもらえばいい」と考えるかもしれませんが、これも大きなリスクです。
引越しの粗大ゴミ搬出は、ただ「重いものを持つ」だけではありません。
プロの引越し業者がなぜあんなにテキパキ動けるかというと、「どこを持って、どう傾ければ通るか」という物理学と経験則を知っているからです。
素人がやるとこうなります。
- 握力が続かない
- 持ちにくい家具を支え続けられず、足の上に落とす。
- ドアを通らない
- 高さを計算せず、ドア枠に挟まって身動きが取れなくなる。
- 養生ができない
- 廊下やエントランスを傷つけ、退去時に高額な修繕費を請求される。
特にドラム式洗濯機や大型冷蔵庫は、重量が80kgを超えることもザラです。これを素人が階段で降ろすのは、もはやギャンブルに近い行為です。
「ふれあい収集」は引越しの救世主にはならない
自治体によっては、高齢者や障害者を対象に、職員が玄関先まで取りに来てくれる「ふれあい収集(行政によって名称は異なります)」という制度があります。
「これを使えばいいのでは?」と思うかもしれませんが、残念ながら一般的な引越しにはまず使えません。
- 対象者が限定的
- 「身近に協力してくれる人がいない高齢者・障害者」のみが対象。
- 手続きが長い
- 事前の面談や審査が必要で、回収まで数週間〜1ヶ月かかることも。
- 引越しゴミは対象外
- 一度に大量に出る「引越しゴミ」は対象外としている自治体が多い。
つまり、退去日が迫っている一般の消費者がすがるべきロープではないのです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

「ふれあい収集」はあくまで福祉サービスの一環。引越しという「個人的な都合」で利用できるファストパスではありません。制度の趣旨を理解して、自分に合ったサービスを選ぶことが、スマートな大人の対応です。
結論
時間も体力も限られている引越しにおいて、自治体回収に固執するのは「いばらの道」です。「部屋まで取りに来てくれない」という壁を前にしたら、潔く「部屋まで取りに来てくれるサービス」に目を向けるべきです。
次の章では、あなたの代わりに汗をかいてくれる「不用品回収業者」の実力について、徹底的に解説します。
2. 「運び出し」から丸投げできる不用品回収業者が最強な理由

私が初めて不用品回収業者を利用した時の衝撃は、今でも忘れられません。
大人2人がかりでもビクともしなかった本棚を、業者のスタッフ(細身のお兄さん)が、「あ、これですね」と軽く持ち上げ、魔法のように廊下をすり抜けていったのです。作業時間はわずか5分。私はただ、呆然と立ち尽くして見送るだけでした。
自治体回収との決定的な違いは、「あなたが指一本動かさなくていい」という点に尽きます。具体的に何がどう「最強」なのか、4つのポイントで解説します。
【最強その1】「これお願いします」と指さすだけ(部屋の中からOK)
自治体回収の最大のハードルである「玄関先までの排出」が一切不要です。
- 寝室の奥にあるベッド
- キッチンの所定位置にある冷蔵庫
- 2階の子供部屋にある学習机
これらが「置いてあるそのままの状態」で回収してもらえます。
あなたは当日、スタッフを部屋に招き入れ、「これと、あれをお願いします」と指さすだけ。パジャマ姿でコーヒーを飲んでいても作業は完了します。
特に、エレベーターのないアパートの3階以上に住んでいる場合、この「部屋まで来てくれる」価値は、お金には代えられないほどの恩恵です。
【最強その2】解体・取り外し工事も全部やってくれる
IKEAの大型家具や、システムベッドなど、「一度組み立てたら二度と部屋から出せない家具」を持っていませんか?
これを運び出すには解体が必要ですが、引越し前の忙しい時期に、六角レンチを握りしめて家具と格闘する時間はありません。しかも、素人が解体するとネジ山を潰してしまい、途中で詰むこともよくあります。
不用品回収業者は、「運び出しのプロ」であると同時に「解体のプロ」でもあります。
- 大型家具の解体
- インパクトドライバー等の専用工具を持参し、数分でバラバラにします。
- エアコンの取り外し
- 室外機の取り外しや配管の処理もセットで行ってくれます。
- 洗濯機の水抜き
- 地味に面倒で水浸しになりがちな作業も代行してくれます。
「ドアを通らないなら、通るサイズにすればいい」を実践してくれる頼もしさがそこにあります。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

エアコンや給湯器などの取り外しは、電気工事士などの資格や専門知識が必要な場合があります。自分適当にやってガスが漏れたり壁を壊したりしたら大惨事!「餅は餅屋」に任せるのが、結果的に一番安上がりで安全ですよ。
【最強その3】賃貸の壁を守る「プロの養生(ようじょう)」
賃貸物件からの退去時、最も恐ろしいのが「原状回復費用の請求」です。
無理にタンスを運び出そうとして、クロス(壁紙)をビリっと破ってしまったり、床に引きずった跡をつけてしまったり…。これらは全て、敷金から引かれるか、追加請求の対象になります。
優良な不用品回収業者は、引越し業者と同じように養生の技術を持っています。
- 搬出経路の壁にプラスチックダンボールを貼る
- 床に専用のマットを敷く
- 家具そのものをキルティングパッドで包む
彼らは「ゴミを運ぶ」だけでなく、あなたの「家の資産価値(敷金)」も守ってくれているのです。
参考リンク: 国土交通省:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について ※退去時のトラブルを避けるためにも、部屋を傷つけない搬出は必須条件です。
【最強その4】分別不要!中身が入ったままでもOK
これも地味ですが最強のメリットです。
自治体に出す場合、タンスの中身は空にしなければなりませんし、引き出しの中の細かいゴミは「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「プラスチック」に分別する必要があります。
しかし、不用品回収業者のパックプランなどを利用すれば、「中身が入ったまま」の家具ごと持っていってくれるケースが多いです。
※業者によりますが、多くは対応可能です。
- 「タンスの中の古い服ごと捨てたい」
- 「食器棚のいらない皿ごと処分したい」
こうした「仕分けすら面倒くさい」という究極の要望に応えてくれるのが、民間業者の強みです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

「分別していないゴミ」は、実は引越し準備で一番時間を食うモンスターです。これを丸投げできるだけで、引越し準備の時間は半分以下になると言っても過言ではありません。「時は金なり」。浮いた時間で新居のカーテンでも選びましょう。
結論
「運び出し」という重労働を解決するだけでなく、解体・養生・分別という「付帯作業」まで全てワンストップで解決できる。これが不用品回収業者が選ばれる理由です。
しかし、「でも、引越し業者のオプションでもいいんじゃない?」と思う方もいるでしょう。次章では、引越し業者と不用品回収業者、運び出しを頼むならどっちが得かを、シビアに比較します。
3. 引越し業者 vs 不用品回収業者「運び出し」頼むならどっち?

まずは、両者のスタンスの違いを理解しましょう。
- 引越し業者
- 「大切な家財を、新居へ無事に届ける」のが本業。ゴミ処理は専門外(オプション)。
- 不用品回収業者
- 「不要なものを、部屋から消し去る」のが本業。ゴミ処理のスペシャリスト。
この「本業か、ついでか」の違いが、料金とサービス内容に大きな差を生みます。
引越し業者の回収オプションは「割高」になりがち
多くの大手引越し業者は「不用品引き取りサービス」を用意していますが、これはあくまで顧客サービスの一環や、提携業者への委託で行われています。
そのため、以下のようなデメリットが発生しがちです。
- 回収品目が限られる
- 「家電リサイクル法対象の4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)のみ」や「自社で買った家具のみ」など、制限が厳しいことが多いです。
- 仲介手数料が乗る
- 外部の回収業者に委託する場合、引越し業者のマージンが乗るため、直接頼むより高くなります。
- 当日キャンセル不可
- 「やっぱりこれも捨てたい」という急な追加に対応できないことがあります。
実際、私が友人の引越しを手伝った際、引越し業者にソファーの処分をお願いしようとしたら、「それはウチでは引き取れない規定になっていまして…」と当日に断られ、途方に暮れた経験があります。結局、そのソファーをどうしたか?……泣く泣く新居に運びました。一番最悪なパターンです。
参考リンク:
※家電4品目は法律で処分方法が決まっているため、引越し業者も簡単には引き受けられない事情があります。
不用品回収なら「引越し当日」や「退去直前」のスピード対応が可能
不用品回収業者を利用する最大のメリットは、「スケジュールの自由度」です。
引越し作業中は、ダンボールを詰め終わるまで「何がゴミになるか」が確定しないことがよくあります。「このカラーボックス、新居に持っていこうと思ったけど、やっぱり入らないから捨てよう」という判断は、引越し当日の朝に起きるものです。
- 引越し前日に呼ぶ
- 部屋をスッキリさせてから、翌日の引越し本番を迎えられる。
- 引越し作業と同時に呼ぶ
- 引越し業者が荷物を運び出している横で、不用品業者がゴミを持っていく(連携プレー)。
- 退去の立会い直前に呼ぶ
- 最後まで使っていた布団やカーテンを、鍵を返す1時間前に回収してもらう。
この芸当ができるのは、機動力のある不用品回収業者だけです。
【結論】「移動」と「処分」は分けたほうが賢い
「餅は餅屋」という言葉がありますが、引越しにおいてもこれは真理です。
| 項目 | 引越し業者 | 不用品回収業者 | 判定 |
| 持っていく物 | ◎ プロフェッショナル | × 対応不可(運送業許可が必要) | 使い分け必須 |
| 捨てる物 | △ 高い・制限あり | ◎ 安い・なんでもOK | 不用品回収の勝ち |
| 当日の柔軟性 | △ スケジュール厳守 | ◎ 急な追加も柔軟に対応 | 不用品回収の勝ち |
おすすめの最強フローチャートはこれです。
- 引越し業者
- 「新居で絶対使うもの」だけを見積もってもらう(荷物が減るので引越し代も安くなる)。
- 不用品回収業者
- 「捨てるか迷っているもの」も含めて依頼する。
こうすることで、引越し費用を抑えつつ、当日の「やっぱりこれも捨てたい!」というトラブルにも対応できます。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

引越し業者の営業マンが「処分も勉強しますよ(安くしますよ)」と囁いてきても、即決は禁物!その金額、実は「不用品回収業者」の相場より高いことがほとんどです。必ず両方の見積もりをとって比較すること。面倒くさがらずに電話一本かけるだけで、数万円浮くこともザラにありますよ。
結論
引越し業者に全て任せるのは「楽」に見えて、実は「高コスト&不自由」な選択肢です。
賢い消費者は、「運ぶプロ」と「捨てるプロ」を使い分けています。
さて、「使い分けたほうがいい」とは言っても、気になるのはやはり「お値段」ですよね。「運び出しまでやってくれる不用品回収業者は、高いんじゃないの?」という不安にお答えします。
次章では、運び出し作業費もコミコミでお得になる「積み放題プラン」のコスパを徹底検証します。
4. 運び出し作業費は高い?「積み放題プラン」のコスパ検証

私が初めて不用品回収業者に見積もりを取った時、その金額の安さに「え、桁間違ってませんか?」と聞き返したことがあります。
なぜ安かったのか。それは私が「軽トラック積み放題プラン」を選んだからです。
不用品回収の料金体系には、大きく分けて「単品回収」と「定額パック(積み放題)」の2種類があります。引越しの運び出しにおいて、圧倒的にコスパが良いのは後者です。その理由を「食べ放題」に例えて解説しましょう。
単品回収だと発生しやすい「搬出オプション料金」の罠
「単品回収」は、高級寿司屋のアラカルト注文のようなものです。「ウニ1貫、マグロ1貫…」と頼んでいくと、お会計で青ざめることになります。
なぜなら、品目ごとの回収料金(例:冷蔵庫5,000円)とは別に、以下のような「見えない作業費(オプション料金)」が加算されるケースが多いからです。
- 基本出張費
- トラックが来るだけで3,000円
- 階段作業費
- 2階以上、エレベーターなしだと1階ごとに1,000円〜
- スタッフ追加料金
- 1人では持てない大型家具のために増員すると5,000円〜
- 解体作業費
- ベッドを分解するのに3,000円〜
「冷蔵庫1個だけ捨てたい」と思って頼んだのに、これらが積み重なって、最終的に2万円近く請求される…なんて悲劇も珍しくありません。
階段作業もスタッフ追加もコミコミの「パック料金」がお得な理由
一方、「積み放題プラン」は、焼肉食べ放題コースのようなものです。「90分食べ放題 3,000円」と言われたら、どれだけ食べても3,000円ですよね(飲み物は別かもしれませんが)。
多くの優良業者が提供する「軽トラック積み放題プラン(相場:15,000円〜25,000円前後)」には、多くの場合、以下の費用が「コミコミ」になっています。
- 車両費・出張費
- 搬出作業費(運び出し代)
- 梱包・養生費
- (ある程度の)階段料金
つまり、トラックの荷台という「枠」を買ってしまえば、その中に何を詰め込んでも、スタッフがどれだけ汗を流して運んでくれても、料金は定額なのです。
特に引越し時は、「あ、このカラーボックスも捨てちゃおう」「この傘立てもいらないや」と、ゴミが後から湧いてきます。そんな時、定額パックなら「荷台に隙間があるなら乗せちゃいましょう!」と、追加料金なしで引き取ってくれるのです。これが最強のコスパたる所以です。
参考リンク: 消費者庁:不用品回収サービスのトラブルについて ※「無料回収」を謳う違法業者ではなく、適正な料金設定の許可業者を選ぶことが、結果的に安く済みます。
買取対象があれば費用相殺も!トータルコストを下げるコツ
さらに、不用品回収業者の切り札が「買取サービス」です。
あなたが「ゴミ」だと思っているその家電、実は「商品」になるかもしれません。
製造から5年以内の冷蔵庫・洗濯機、あるいは有名ブランドの家具などは、その場で査定して買い取ってくれる業者があります。
【魔法の方程式】 回収費用(20,000円) − 買取金額(5,000円) = 支払い総額(15,000円)
私が利用した時は、古い液晶テレビとギターに値段がつき、運び出し費用が実質半分になりました。 自治体に粗大ゴミとして出せば、リサイクル券を購入して「お金を払って捨てる」だけです。しかし、業者なら「お金になる」可能性があるのです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

「うちは積み放題1万円ポッキリです!」という激安広告には要注意。現場に来てから「積み放題なのはゴミだけで、作業費は別です」なんて屁理屈をこねる悪徳業者もいます。見積もりの際は必ず「搬出作業費や階段料金もすべて込みの最終価格ですか?」と、言質を取ることが鉄則ですよ。
結論
「運び出し」が必要な引越しゴミにおいて、チマチマとした単品回収は損をするだけです。 「積み放題プラン」という定額パッケージを活用し、さらに「買取」を組み合わせる。これこそが、汗をかかずに財布も守る、現代の賢い消費者の戦略です。
しかし、どんなにプランがお得でも、「業者選び」を間違えれば全てが水の泡です。
次章では、絶対に失敗しない、ぼったくり業者を回避して優良業者を見抜くための「チェックリスト」を公開します。
5. 失敗しない業者の選び方と依頼のポイント

「ご不要になった、家電、パソコン、壊れていても構いません〜♪」
休日の朝、軽トラックがスピーカーから大音量を流して近所を回っているのを聞いたことがありませんか? まず結論から言います。
あの巡回トラックだけは、絶対に呼び止めてはいけません。
私の友人の話です。引越し直前に焦っていた彼は、ちょうど通りかかったそのトラックを呼び止めました。「無料回収」と書いてあったからです。 しかし、荷台に洗濯機を載せた瞬間、強面の男性スタッフの態度が急変しました。
「回収は無料だけど、積み込み手数料は3万円ね」
荷台に載せてしまった以上、降ろすわけにもいかず(降ろすのにも金がかかると言われ)、泣く泣く支払ったそうです。 これが、古典的ですが今も横行している手口です。
では、どうやって真っ当な「優良業者」を見分ければいいのでしょうか?
「運び出し無料」は本当?見積もり時に確認すべき3つの質問
ネットで業者を探す際、HPに「コミコミ価格」と書いてあっても、電話やメールでの見積もり時には必ず以下の点を確認してください。特に「運び出し」に関する項目は、後から追加料金が発生しやすいポイントです。
あなたが聞くべきことは、この3つだけです。
- 「エレベーターなしの〇階ですが、階段料金はパックに含まれていますか?」
※悪徳業者は当日「階段は別料金」と言い出します。 - 「トラックを家の目の前に停められない場合、横持ち(移動)料金はかかりますか?」
※マンションの入り口からトラックまで距離がある場合に追加料金を取る業者もいます。 - 「当日、見積もり金額から1円でも上がる可能性はありますか?あるとしたらどんな場合ですか?」
※優良業者は「申告内容と大きく違わなければ上がりません」と即答します。
言葉を濁したり、「行ってみないとわからない」と一点張りする業者は、その時点で候補から外しましょう。
参考リンク: 環境省:廃家電や粗大ごみなど、廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を使わないでください! ※「産業廃棄物収集運搬業」の許可や、「古物商」の許可を持っているか、HPの会社概要で確認しましょう。
ぼったくり回避!「明朗会計」な優良業者を見分けるチェックリスト
優良な業者は、ビジネスとして適正価格で運営しています。
「激安」ではありませんが、「納得感」があります。HPや電話対応で以下の項目をチェックしてください。
- 会社概要(住所・代表者名)が明記されているか?
- 携帯電話番号(090など)しかない業者は、トラブル時に雲隠れするリスクがあります。固定電話があるかが信頼の分かれ目です。
- 「古物商許可番号」が記載されているか?
- 最低限のルールを守っている証です。
- 損害賠償保険に加入しているか?
- 万が一、運び出し中に家の壁を壊してしまった場合、保険で直してくれるかを明記している業者は、作業品質にも自信を持っています。
- Googleマップや口コミサイトの評判はどうか?
- サクラレビューもありますが、「☆1」のコメントを読んでください。「当日追加料金を取られた」という口コミが多い業者は危険です。
引越しシーズンは予約争奪戦!希望日に回収してもらうタイミング
「業者は決まった!じゃあ引越し前日に電話すればいいか」 そう思っているなら、その考えは今すぐ捨ててください。
3月〜4月の引越しシーズン、および月末は、不用品回収業界にとっての「超繁忙期」です。優良業者ほど、1ヶ月前から予約が埋まっていきます。
- 理想の予約時期
- 引越しの2週間〜1ヶ月前
- ギリギリのライン
- 1週間前
「明日来てください!」と電話して即対応してくれるのは、「仕事がなくて暇な(=人気がない、または怪しい)業者」か、「足元を見て特急料金をふっかけてくる業者」の可能性が高まります。
引越し日が決まった瞬間に、不動産屋への連絡と同じテンションで、回収業者も押さえておくのが「引越し上級者」の鉄則です。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

「言った、言わない」のトラブルを防ぐ最強の武器は、「メール」や「LINE」での見積もり履歴です。電話だけで済ませず、必ず金額と条件が書かれたテキストを残すこと。「メールの画面を見せて『この金額って言いましたよね?』」と言える準備があれば、どんな業者も変な真似はできませんよ。
結論
業者選びは、値段の安さよりも「透明性(説明のわかりやすさ)」で選んでください。
「運び出し」という、他人に家に入ってもらう作業だからこそ、信頼できない相手を招き入れるリスクは犯してはいけません。
ここまで読めば、もうあなたは「引越しゴミ」で悩むことはないはずです。 最後に、これまでの内容を総括し、あなたが気持ちよく新生活のスタートを切るためのメッセージをお送りします。
6. まとめ:重い荷物はプロに任せて、新生活の準備に集中しよう

引越しという人生の大きなイベントにおいて、「ゴミ捨て」は最も輝きのない、しかし最も精神を削る作業です。
想像してみてください。 あなたが必死の形相で重い家具と格闘し、腰を痛め、壁を傷つけ、汗だくになって一日を終える未来と。 スマホで予約し、涼しい顔でコーヒーを飲んでいる間に、プロが魔法のように部屋を空っぽにしてくれる未来。
どちらが、これからの「新生活」のスタートにふさわしいでしょうか?
時間と労力をお金で買う価値は十分にある
「たかがゴミ捨てに数万円も払うなんて…」と、まだ迷いがあるかもしれません。
しかし、不用品回収業者への支払いは、単なる「処分代」ではありません。それは、あなたの「時間」と「健康」と「安心」を買う投資なのです。
- 怪我のリスク回避
- 治療費や通院時間を考えれば安いものです。
- 退去トラブルの回避
- 敷金がしっかり返ってくるなら、実質的な出費は抑えられます。
- ストレスからの解放
- 「あれどうしよう…」という脳のメモリを解放し、新居のインテリアや手続きに集中できます。
部屋の中から運び出してもらうサービスは、決して贅沢ではありません。現代の忙しい私たちが、賢く生きるための「必要経費」なのです。
まずは無料見積もりで「総額」を確認してみよう
悩んでいても、部屋の荷物は減りません。
まずは、気になった業者のサイトを開き、「無料見積もり」を依頼することから始めましょう。
電話やLINEで写真を送るだけで、「あ、意外とこんなもんか」という金額が出るかもしれませんし、「これなら自分でやるより頼んだ方がマシだ」と即決できるかもしれません。
重要なのは、「自分一人で抱え込まないこと」です。
重い荷物を持つのは、力自慢のプロの仕事です。 あなたの仕事は、その空いた手で、新居の鍵を受け取り、新しい扉を開けることです。
【編集長からのワンポイントアドバイス】

部屋の乱れは心の乱れ。不用品がなくなった瞬間のあの「空間の広がり」と「心の軽さ」は、何度味わっても感動するはずです。ゴミなんかにお別れを告げて、さっさと新しい自分に会いに行きましょう。良い引越しになることを、心から祈っています!






